この恋と、その未来。 -一年目 夏秋- (ファミ通文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2014年11月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047300538
感想・レビュー・書評
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2022/04/13-04/15
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2017年読了
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いやー、登場人物みんな切ない思い抱えすぎでしょ。
―せめて、誰の物にもならないで欲しい そう思ってしまうのは、わがままだろうか― という一文がぴったりって感じの2巻でした。
最後の三好さんの気持ちを思うと読むのがつらくてもうね……ひどすぎませんか四郎くん? -
この作品は今すごく気に入ってるんだけどこの巻だけでなら☆4ですね。詳しくは割愛しますが読んでてやや不愉快な部分もそれなりにあったので。
次巻にも期待。 -
いやあ、切ないわ。
言ってみれば禁断の恋だもんなあ。
好きな人に好きだという気持ちさえ気づかせてはいけなくて、自分の中に全てしまい込まないといけないなんて、高校生でそんな境遇になったら、そりゃ、どうしたらいいか分からなくて、どうしようもなくて、でも我慢できなくて、どうにかしたくなるよね。
そう言う意味で、四郎は十分頑張ってると思うよ。
でも、その人のことを忘れなければいけなくて、その時、別の誰かに好きと言ってもらったら……なんて言う出来事は、たぶん普通の恋愛でもあり得ること。
そのリアルさが胸に沁みる。
えらいと思ったのは、四郎がちゃんと好きな人がいることを伝えた上で、返事をしたこと。
それがたとえ相手への甘えでも自分の弱さでも、それはフェアだと思うのだ。
それは、いろんなイベントを通してすこしづつ四郎と三好さんの仲が深まっていたからこその選択。
三好さんには頑張って欲しい。
でも、やっぱり悪い結末しか想像できないよ。
そうなった時、四郎はどうするんだろう?
なんだか、先を読むのが怖くなってきた。
でも、たぶん読まずにはいられないだろう。
それにしても女子寮浴場のぞきのエピソードとかはなかなか愉しかった。
高校生男子だよなあ(爆)
あと、作者の前作のファンには巻末のショートストーリーと会わせて久しぶりにその後の彼と彼女に会えたのは嬉しいかぎり。
ひょっとして本編に登場なんてこともあるかもしれないと思ったり。 -
シロコちゃんかわいい。
あーっそれにしても…三好さんが可哀想なことになる気しかしないー!うううううどうすんだろ…すべては未来次第なのか…?いやでも未来にはあのままでいてほしい…。やはり四郎…主人公次第、か……。
しかしどうにもこうにも傍から見てたらびーえるにしか見えなくて困るな…いや実際びーえるでもあるから困るな…。