花冠の王国の花嫌い姫 ガーベラの約束 (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2016年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047342071
作品紹介・あらすじ
アレルギー体質のため花が少ないラハ・ラドマ国、イスカ王子の元に嫁いだフローレンス。
そこに彼の弟セクトが帰国。しかも弟は、ラハ・ラドマ建国時から深い因縁のある正教会の聖職者を連れていた。
胡散臭い聖職者の動向に疑念を抱くフローレンスだが、彼の存在が兄弟喧嘩を巻き起こし!?
(おかしい……。残念体質が微妙に役立ってる気がす……)
花粉症姫大奮闘続編!
感想・レビュー・書評
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花アレルギーの姫って物語の始まりなので、ゆるいストーリーを想像するんですが良い意味で裏切られる内容の濃いストーリーだった!必要ないキャラ(国王とか)の登場を絞ってるせいかちょっと違和感はあるものの、王道の少女小説ファンタジーで面白かったです。
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ヒロインが実にすさまじい胆力と度胸を持っていて、この国にふさわしい。
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花粉のアレルギー体質から逃れるために、『花冠の王国』から植物の少ない不毛の地とされる小国ラハ・ラドマへ嫁いだフローレンスなのだけれど、大国から嫁いだ花嫁に周辺各国は、ざわざわ…。
弟と、謎の聖職者の登場で、
傭兵で身をたてていた小国の建国から、イスカの国に対する思いまで、一巻にはなかった設定も盛り込まれ、花アレルギーを周囲に隠したい姫のドタバタした雰囲気だけではなく、思惑も絡み始めて面白くなってきた。
さらわれたフローレンスを助けるために奮闘する姿はかっこよかった。
あらすじなど下記
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5392.html -
シリーズ2巻目は日の目を見なかったイスカの最強設定が垣間見えた内容。1巻では一生懸命雪と闘った彼が今度は暗殺者というか工作員と闘ってました。アルの知り合いというカフィエズ。なかなかにエグい性格してますな。そして花アレルギーに悩みながらもそれを受け入れてくれたイスカにも(ドキドキで)悩まされている主人公フローレンス。母国では困らされた花アレルギーがこっちでは若干、役に立っている?!と思ったりもしたり(笑)雪玉のくだりは笑ったwwどうりで痛いわけよねw新しい敵もやってきたわけだし、もう少し続いてくれると嬉しいな〜
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アレルギー体質に活路を見いだす花冠2巻目。前巻でもそうでしたが、フローレンスの花粉症、最早空気読む(雰囲気的なそれじゃなく)特技みたくなってるな。そして、前巻では発揮されなかったイスカの最強設定、ちょっとだけ日の目を見ましたね。首緒著切れ気味でしたけど。でも、キャラ的に最強傭兵感は無くて、何となく暗殺者寄り。お国柄の設定とイスカの容貌が、チョット噛み合わなかったのかもですな。