パズル・パレス (下)

  • 角川書店
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感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047915183

感想・レビュー・書評

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  • ■0955.
    <読破期間>
    H21/5/31~H21/6/3

    <本の内容>
    NSA暗号解読官スーザンは「デジタル・フォートレス」を「トランスレータ」で解読しようとするが、
    解読どころか、NSAそのものの機能さえも麻痺してしまうという絶体絶命の事態に…。
    ソフトを凍結させるパスワードを求めて、アメリカ、スペイン、そして日本を舞台に、
    タイムリミットの暗号解読作戦が、今、始まった!
    個人のプライバシーと国家安全保障とが対立する、情報化時代のテロリズムをスリリングに描いた、鮮烈なデビュー作。

  • 張り巡らされていた伏線が明らかになるにつれて、幾度も裏をかかれていることに気づいて面白くなる。
    ひとついえるのは、私情が混じった陰謀は大抵破綻するってことね。

  • 図書館
    普通

  • 下巻は・・・多少内容がだれてきたかな??まだまだ最初の作品だから完成度はちょっと低いのかも・・?でもおもしろかった!

  • 下巻はすぐ読めましたw
    やっと物語が動き出したので、すいすいと。
    デビュー作だけあって確かに荒いけれど、現在の作風をすでにしっかりと出しているんだなぁと納得。
    無理矢理感はあるものの、楽しく読めました。やっぱりよい作家さんだわ。

  • やはり謎が解けた瞬間、「そうゆうことか!」と、この感じとてもたまりません。
    ダン・ブラウンの作品は後々話が繋がってきて、とても面白いです。

  • 暗号要素は多々あれど、推理小説としてはドキドキ感が薄いかな。

  • 2009.5.

  • M市図書館

  • ネタバレ連発、上下巻とおしての感想です。ダンブラウン処女作。いちど読んでみなくては。。とようやく手をだしてみました。映画になりそうな場面はたくさんあるけどね。アメリカの秘密の国家規模データ傍受施設。善意のイケメン協力者が謎の暗殺者に追われる羽目に。間一髪の連続。美しく賢いヒロイン。大聖堂、黒い喪服のなかに一人だけベージュのジャケット。信頼と裏切り、怪しい同僚、最期の言葉、崩れていくファイヤーウォール、秒読みの暗号解読。。しかやっぱいまさらこれがダンブラウン原作として映画化されることはないのかもな。なんというか、まったく学術的知識がなくっても、歴史や美術や学問の海の向こうを見せてもらった気になるのが彼の著作のすごいとこだとおもうののに、この処女作はそれが並なんだよな。日本贔屓な内容ではあるんだけども。もっと日本の歴史について深く絡んでほしかったな。被爆奇形エンセイ・タンカド。ガイジンさんが考える日本名ってちょっとズレてるな。こんな名前いないとも言い切れないが。。しかし、ハラハラドキドキはできるけど、ハテナマークは溶けきらないまま残っちゃうよ。デジタルフォートレスなんて、実はなくて、タンカドの真の狙いは。。ってとこはおおー!とおもったけど、ストラスモアは最初から印象グレーだったもん。てか、NSAの存在理由自体が、私受け入れられないもん。タンカドは間違ってない。から勧善懲悪のスッキリ感がぜんぜんない。パスキーを絶対手に入れなければならないストラスモアが、タンカド暗殺を謀る時期が早すぎるでしょ。そんな重要なものを殺したのち探せばいいやって思うとこが絶対ありえないし、そもそも、全デジタルデータの傍受なんて、愛国だとか平和の名の下に、一国の機関が秘密裏にやっていいことでは絶対ない。タンカドの言い分のほうがまっとうじゃない??国連の機関として、公に、こういう機関が合意のうえ存在するのならわかるけど。。だからスーザンですらちょっと正義のヒロインには思えない。デイヴィッドの巻き込まれた理由も「そんなことかよ。。。」というものだし。邪魔者を消すのが愛だったり正義だっていうの絶対おかしいじゃないの。それに、タイトルも、原題DISITAL FORTRESS のほうがパズルパレスよりウケがいいきがする。ラストまでひっぱる愛の暗号without waxも肩透かしだし。PTVTVNFといいたかったけど、 TPLPTPLPですね。←読んだ人ならわかる暗号文。 とはいえ、スリルの連続とひっきりなしの場面展開とラストを知りたくて途中でやめられず睡魔をなぎ倒しまくる羽目になる作品であるのは確か。ああはやくあたしをスッキリさせてくれ!!とアガるかんじは満足。久々にシドニイシェルダンとかを読み返したくなってきたな。。。実家いってとってくるか。。。。

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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