砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 下 (2)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
4.02
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本棚登録 : 657
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048541725

感想・レビュー・書評

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  • よき!!!!
    あれだ、人によっては読めない人いそう
    トラウマある人はダメだ

    最後の終わり方もよくて
    バラバラの話が1個になる感じが特に〇

  • まさか!!藻屑ちゃんが・・・!! 凄く濃いストーリーだったな・・・ なぎさちゃんはもちろん、なぎさちゃんの兄貴が最&高!に良いキャラでした!!

  • 上下巻共に原作を忠実にトレースしていると感じました。
    ただ想像していた容姿と違った登場人物に戸惑った。
    まぁ、それは読み手の勝手な都合なので、どうしようもない。
    素晴らしい作品だけに、文字の苦手な方はこちらの方を読むのが良いと思う。

  • 上下巻読了。
    閉塞した地方都市を舞台に、二人の少女が出会い仲良くなって別れるまでを描いた物語です。
    序盤は海野藻屑のぶっ飛んだ言動からしてSFファンタジーなのかと思いましたが、徐々に藻屑の行動の真意が分かると一転ダークな雰囲気に…。ラストは鳥肌モノでした。
    イラストも山田なぎさ達の思春期ならではの心情が美しく描かれておりとても良かったです。

  •  絶望とはいかなるものか。
     子供たちは大人になる。
     子供たちはなんでもできるはずなのに、立ち止まることを≪強要≫され、≪共用≫され、絶望を知る。
     これは小さな物悲しいお話。

  • 鳥取西部が舞台
    漫画から入りました。

    残酷で暗い物語で、上巻だけみて読むのをやめようかと
    思ったけど、下巻で一気に引きこまれた。
    ペットボトルをなげていたのはそういうことか・・・
    いろいろと考えさせる物語でした。

  • 人魚たちにはこの狭い世界はあまりにも残酷で、安心を求めて逃げ出した彼女たちはどこまでも砂糖菓子でしかなかった。原作に大変忠実で、満足できる仕上がり。もう一度原作を読んでみようという気にさせます。また、原作未読でも十分いける出来ではないかと。藻屑は結局人魚でしかなくて、でも彼女がバラバラになった後にかけられた「本当に生きたかったの?」という言葉に心を動かされた。

  • 漫画を先に読んだので、藻屑が荷物を取りに家に帰ったシーンの時、なぎさと一緒に緊迫した気持ちでした。


    漫画読んでてさーっと冷や汗が流れる体験を初めてした。

  • お兄ちゃんが作者の立場だけど、ちょっと説明くさい。キャラクターの原作任せで厚みが少ない。もっと淡々とやるべき話かな?全体としては読みごたえはある。

  • 満足のある読了感。
    かなしすぎる物語である。
    これを悲劇といわずに何を悲劇とよぶのか
    担任の先生、兄、母、主人公
    子供の弱さを徹底的についた作品

  • 原作未読。
    ペットボトルのミネラルウォーターをやたら飲んでる描写に何か意図があったような気がしなくもないけどよくわからなかった。
    読み終わって充実感はあったけどもし文章だけだったら話の内容がさっぱりわからなかったのかもしれないと思った。

  • 鳥取などを舞台とした作品です。

  • 救われない終末。
    読後感は、うぉぉぉという感じ。
    虐待は悲しすぎる。
    被虐待児の心の内も。
    考えさせられる。

  • 結末がなんとなく読めるんだけど、引き込まれるかんじ。
    繊細な絵柄が世界観に合ってて、原作の雰囲気を損なわない。
    好きって絶望だよね、というフレーズが印象的。

  • 20110124

  • 原作の小説を読んでからこれを読んだが、その雰囲気を損なわず巧みに漫画にしてあると感じた。

  • 絵綺麗

  • ふつう、コミカライズよりもやっぱり原作がおもしろいけれど
    これに限ってはこっちの方が好き
    表情が細かく描かれていて、繊細な線も、世界観にぴったり。

  • 上下巻読み終わったので感想を。
    小説のコミカライズはうまくいかない物が多い中、上下巻できれいに纏められていて、読みやすかった。
    漫画の杉基イクラさんの絵柄は前から見てみて好きだなぁと思っていたらサマーウォーズの人でした‥。

  • 痛切さが伝わってきて良い。
    この巻の初めの方のシーンは絶品。

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著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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