江戸「粋」の系譜 (アスキー新書 108)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 22
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048677332

感想・レビュー・書評

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  • アスキー・メディアワークス発行って時点で「ん?」と思ったんですがいやあ恐ろしい本でした。とりあえず最初の小節のタイトルが「歴女は江戸をめざす」^q^・・・?

    内容としては今江戸にはまってる人たちに、もうちょっと本当の江戸ってもんに眼を向けてみようぜ?あんたらが今楽しんでる文化も江戸と繋がってるんだぜ?って促してる感じの本で、軽いテイストで読みやすかったです。
    しかし蔦屋が「東海道中膝栗毛」と「南総里見八犬伝」もプロデュースしたってのは間違いだよね?うむむ?私の読解ミスか?

    あと歴女歴女連呼するので非常に心臓に悪い・・・。著者は現代のサブカルチャーにも造形が深いようで、コミケ・mixi・初音ミクなどの話題にも触れています、mixi登録してるのかこの人・・・ラブリンとか亀さまとか・・・それにしてもこの著者「歴女」を二つのタイプに分けていて「戦国武将萌え」と「江戸文化萌え」らしいのですが・・・え、江戸文化萌え歴女ってそんなにいるの??




    はやく歴女って言葉滅びないかしら・・・。

著者プロフィール

京都市出身。1978年、京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。2001年、同学術博士。米国イリノイ大学客員准教授、甲南大学教授を経て1997年より関西学院大学社会学部教授。現在は公益財団法人山階鳥類研究所長。『パソコン少年のコスモロジー―情報の文化人類学』(筑摩書房)、『人間・動物・機械―テクアニミズム』(角川ワンテーマ21)、『ジャパンクールと江戸文化』『情報人類学の射程―フィールドから情報社会を読み解く』『江戸<メディア表象>論 イメージとしての<江戸>を問う』(いずれも岩波書店)など。

「2019年 『鳥と人間の文化誌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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