- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048678438
作品紹介・あらすじ
黒雪姫との出会いにより、一回り成長したハルユキ。そんな彼のもとに、「お兄ちゃん」と呼ぶ見ず知らずの小学生・トモコが現れる。二人のいちゃいちゃする様子を見た黒雪姫の冷徹な視線がハルユキを貫く中、「加速世界」では、謎の事件が勃発していた。乗っ取られると精神を汚染され、敵味方関係なくデュエルアバターを襲い続けるという呪いの強化外装「災禍の鎧」。殺戮を繰り返す狂気のアバターを捕らえることができるのは、唯一の「飛行アビリティ」をもつデュエルアバター、「シルバー・クロウ」のみ。「鎧」討伐ミッションを課されたハルユキの運命とは!?第15回電撃小説大賞「大賞」受賞作、待望の続編登場。
感想・レビュー・書評
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出張の多い親のせいで
ほぼひとり暮らしのハルユキの元に
親戚だという少女が転がり込んでくる。
しかし、彼女は〈加速世界〉内では
ハルユキや黒雪姫とは
別のグループに属する人間だった。
敵対するキャラが懐に潜り込んで…
かと思いきや
「彼女の望みは仲間を救けるための協力」
という展開。
現実の学校生活パートと
仮想現実パートの両方あるのが
私の好みにあったところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。
ある意味では『ゲームセンターあらし』とか『ファミコンロッキー』『ファミコン風雲児』にも通じる作品だと思う。
まあ、そんな作品が脳内から出てくるおっさんなので、イラストの絵柄はやっぱり辛い。なので、ブックカバーを買いました。
気軽に読めるラノベなんだけど、結構、響く言葉も出てくるから侮れない。
"
僕が恐れていたのは、敗北そのものじゃない。ギャラリーに負けて笑われることだ。
" P.286より引用
"
強さとは断じて相対的なものではない。
対戦に勝つとか負けるとか、誰より上だとか下だとか、そんな皮相な基準など無価値だ。
自分だ。唯一絶対の基準は自分の中だけにある。
" P.314より引用
続きも読む。 -
最近の少年漫画より少年漫画してる
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小難しい評価とか抜きで純粋に楽しめたので★5個。
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赤の王が意外な現れ方から始まる本書。赤と黒の王とハルユキとが織りなすストーリーに引き込まれてしまった。
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新キャラ登場で、新たな展開が。リアルとヴァーチャルで全然違ったキャラとして出てくるのが、人間の多面性を表しているみたいで、面白い。連続で読んでしまいますな。こういうの、本当に好きだ。
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加速世界の第2巻
いい具合に読者を世界に引き込ませる技術はさすがと言える
夕方から読んで深夜2時まで夢中になって読めた -
ニコ初登場の巻、災禍の鎧の伏線回でもある。
それはそれとして黒雪姫とニコが抱き合って眠る姿を見てハルユキが物思うシーンは実に印象的なのであった。 -
今巻は、赤の王こと小学生のサイトウトモコが主人公の家に転がり込んで来る所から始まる。
アクセルワールドの世界がさらに見え、奥深さが広がり、戦闘もストーリーも激化する。
登場キャラも増え、この先の展開が益々気になります。 -
ライトノベル