医療崩壊の真実 (アスキー新書 123)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 92
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048680448

感想・レビュー・書評

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  • 医局による医師派遣を前提にしてきた病院には未だ人事部がないという指摘にびっくり。プロフェッショナルが集まる職場なだけに、本来は人材育成やモチベーションの維持創出に特段の努力が必要。人事部が機能せず愚痴る会社員は多いが、あるだけマシと思うべきか。

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  • 病院には必要がなかったから、人事部がない。
    医局が崩壊すると医者が雇えない。
    自治医大はお金がなくても入学できるが、一定の期間、指定された場所へ赴任しなくてはならない。病院も生産性の向上が必要な時代になっている。

  • 過酷な職場→なり手がいなくなる→人が減ってさらに過酷に
    とまぁ負のスパイラルになっていて、日本の医療が壊れていくよ、って話を原色の医師の声や体験を元に書かれている。この国で年を取るのが怖くなる。
    まずわれわれができる事は、救急のレベルを認識し(1:入院不要、2:入院必要、3:意識不明)、何かあった時にはきちんとお医者さんに感謝の気持ちを持って声に出す、ということでしょうか。

  • 移動時間(20分)で読み終わりました。私もいわゆる医療業界のはしくれですが、書いてあることはまあまあ当たってるかなあ、という感じです。
    が、医師国試に面接が最近導入された、とか「?」な箇所も多々あるので、ちゃんと取材したのか?テキトーなサイトを拾って貼付け合わせれば、こう言う本は誰でも書けるような気もします。
    ただ、医師にもキャリアプランが必要、と繰り返し説いているところには賛同しているので☆3つ。

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著者プロフィール

医療機関と医師のパートナー、株式会社Dプラス代表取締役。
大学卒業後、株式会社リクルートに就職。新卒採用や中途採用に関する求人広告を中心に、一般企業の求人支援を11年に渡って担当。
その後、医師専門の紹介業を行う株式会社メディカル・プリンシプル社『民間医局』の創業メンバーとして転職。ドクターエージェントのキャリアを積みつつ『DOCTOR'S MAGAZINE』編集長、麻酔科プロジェクト立ち上げなど7年間勤務後退職。
リクルートグループに復帰。医師紹介業老舗の株式会社日本医療情報センター(通称『JAMIC』:現 株式会社リクルートメディカルキャリア)に勤務後独立。
平成20年4月「医師採用の専門家」として採用手法の支援会社、株式会社Dプラス設立し、代表取締役に就任。医療機関と医師のパートナーとして、日々、医療業界をサポートしている。

「2015年 『医師のためのコミュニケーション術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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