ソードアート・オンライン8 アーリー・アンド・レイト (電撃文庫)
- KADOKAWA (2011年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048707336
作品紹介・あらすじ
"SAO"中階層で、一人のプレイヤーが殺された。その殺害現場は、決してHPが減るはずのない"安全圏内"だった。これはプレイヤー・キルだと仮定するも、その殺害方法に全く見当がつかず…。奇怪な事件を、キリトとアスナが追う(『圏内事件』)。"ALO"伝説の聖剣"エクスキャリバー"。その獲得クエストがついに始まった。守護するモンスターたちの強さから一度は獲得を諦めていたキリトだったが、これを機に再び争奪戦に本格参戦する。しかし、このクエストには壮大な裏イベントがあり…(『キャリバー』)。"SAO"正式稼働初日。茅場晶彦によるデスゲーム開始の声明を受けた直後。キリトが決断した、このゲームを生き抜くための最初の一手。それは、ベータテスト時に攻略経験があるクエストを真っ先にクリアし、初期装備よりも強力な剣を獲得することだった(『はじまりの日』)。
感想・レビュー・書評
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まるでリプレイを読んでるかのようなMMO描写と"お話"感のバランスは流石です。この作品を読むとMMOやりたくなっちゃいますよね、5年単位で時間を持っていかれるのでもう手を出す事はないと誓ってますけども…
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今回は、中編2編、短編1編という構成です。
「圏内事件」は、キリトがSAOの世界に閉じ込められていたときの話です。安全圏内でプレイヤーが殺されるという事件が起こり、キリトとアスナは事件の目撃者であるヨルコという少女から得た情報をもとに、事件の真相を明らかにしようとします。殺されたカインズというプレイヤーは、かつてヨルコとともに「黄金林檎」というギルドに所属していましたが、レア・アイテムの処分方法をめぐって対立が起こり、ギルドのリーダーが謎の死を遂げていたことがわかります。
「キャリバー」は、「ALO」のゲームで伝説の聖剣「エクスキャリバー」獲得のクエストがはじまり、キリトをはじめおなじみの登場人物たちが挑戦する話です。これまでの主要キャラクター総出で、にぎやかな内容になっています。
「はじまりの日」は、キリトがSAOの世界に入ったばかりのころの出来事をえがいた短編です。 -
特にエクスキャリバー編のクラインが面白かったです!!
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ソードアートオンライン、通称SAOの第8巻。今回は時間軸が前後する短編集。アニメで見ているとその絵が脳裏に思い出されて楽しめます。アニメとセットがオススメです、このシリーズは。
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短編集です。安全な筈の街で発生する不可解な謎にキリト&アスナの探偵コンビが挑む「圏内事件」。聖剣の入手を目指すキリトと仲間達の冒険を描く「キャリバー」。SAOに閉じ込められたキリトの最初の行動を描く「はじまりの日」の三編を収録。
ストーリーとは関係ないですが、最初の二編ではアインクラッドのシステムとしての凄さに驚愕してしまいます(茅場晶彦氏はバケもんです)。こんなオープンワールドRPGで遊んでみたい(死なないことが大前提)
「はじまりの日」では人の心にある闇が簡単に実態化するんだという本質的な恐怖を感じました。
なにはともあれ、「キャリバー」でのシノンさんが超カッコイイので大好きな一冊です。 -
うーん、短編も悪くはないけど長編の方が好きかな。
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ライトノベル
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中編二本と短編
それぞれ特徴ある話だが、仮想世界の話なのだが、現実的で生々しい