とれたての短歌です。

著者 :
  • KADOKAWA
3.79
  • (5)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 62
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (94ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048712491

作品紹介・あらすじ

恋のときめきと愛の切なさ-。「サラダ記念日」の俵万智が、写真家・浅井慎平と創り出す最新作品集

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なにも難しいことを言ってないのにハッとさせられるような歌が多いな〜

  • まっさきに気がついている
    君からの手紙
    いちばん最後にあける

    平成元年初版の本書。今では手紙を書くことは少なくなりましたが、大切な人からのメッセージは大切に最後にとっておこうというこのような気持ち、よくわかるなぁと思いました。

    ワープロ、公衆電話、肩パッド入りのセーター。時代を感じさせる歌もありましたが、きらきらした恋愛の歌のにある根幹は少しも古くないと感じました。。

  • 浅井慎平の写真と、俵万智の短歌。
    どちらも互いを邪魔していなくて、上手に寄りそっているので心地よい。

    ・何層もあなたの愛に包まれてアップルパイのリンゴになろう

  • 表紙の『「いい恋をしていますか?」という問いに 迷いつつ思う君の横顔』という歌につられて開いた本。表紙の歌が一番恋を表わしている気がして好きだと思った

  • 俵万智のつむぎだす三十一文字と、写真家・浅井愼平の一枚の写真とのコラボ。

    よかったです
    季節の微妙な変化や空気感がかすかににおってくるような。それでいて日常的で。

    ことばが静かに染み込んでくるかんじです。歌ひとつひとつを大切に、心にすとんと落としていきたい。そんかかんじ。

    特に好きなのが
    「おみやげを手渡す時にふれあった指先つつんで帰る手袋」
    (改行なしの一行書きです)

    …頬が染まります

  • 俵万智+浅井慎平

  • イメージが出ないのが本当に残念。
    浅野氏の写真と短歌とのコラボ作品。
    万智さんに出会って、
    日本語とリズムの美しさを知った。

  • 普段、短歌なんて読まない。
    この本は人からの贈り物。
    たまに全くジャンルの違う本を読むのも悪くない。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1987年の第1歌集《サラダ記念日》はベストセラー。歌集に《かぜのてのひら》《チョコレート革命》《プーさんの鼻》《オレがマリオ》《未来のサイズ》《アボカドの種》、評伝《牧水の恋》、エッセイ《青の国、うたの国》など。2022年、短歌の裾野を広げた功績から朝日賞を受賞。読売歌壇選者のほか、宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。

「2023年 『旅の人、島の人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

俵万智の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×