NHKにようこそ

著者 :
  • KADOKAWA
3.34
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本棚登録 : 425
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048733397

感想・レビュー・書評

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  • 【人の心】
    プロローグを本屋で立ち読みしてるのに笑いそうになったので、そのまま購入。
    読み進めるうちに、この本は
    「引きこもりの追い詰められた気持ち」
    「自分をわかってくれる人(できればかわいい女性)を切に求めている」
    といったことを経験者が心の叫びとして記したものだ、と認識しました。
    杉村太蔵先生にも是非読んで欲しい本です。

  • ものっそいインパクト強い本でした…エロゲーやらドラッグやらに満ち溢れたひきこもりの生活すげー!おもしろかったです^^ 中盤ちょっと気持ち悪くなったけど…

  • 大学を中退して引きこもりとなった作者が、自身の境遇を主人公に投影しつつ書いた作品。
    ヒッキーの主人公と、軽いメンヘラな少女の2人が安住の地を求めて試行錯誤するお話。
    結局これが何なのかは、言葉ではまとめにくい。
    「謎の多い女の子に助けてもらいたい」とか。
    「自分の境遇が紛れるほどの大きな事件が起こってほしい」とか。
    ヒキなら誰もが一度は考えるような「救済」。
    それを文章化すると、こんな作品になるだろうか。

  • 誰だったっけかが面白いよーと言っていたので読んでみた。引き籠もりの人のひきこもりなお話。最近、こういう感じの文体で、自分に対して突っ込みをいれるようなのが多いよなー。と思う。てか私の読書傾向がそうなのか?わからんけど。
    ハッピーエンドのように見えてやっぱりだめじゃん!ってなところがいいなあと思う。

  • うっかり新聞広告だけで地元の図書館に入れてしまった(笑)
    内容は…まぁひきこもり×ドラッグ×エロゲーって感じでしょうか。

  • ネガティブの品質を最低ランクまで下げた感じですが。滝本作品は、どうしようもない現実でも、ラストにほんの少しの救いを与えてくれるから良い。

  • 2/17

  • 読んでいて終始苦笑いが出て来る。そんな本。凹んだり笑ったり。とても絶妙ですがそれが良い。

  • 070117・借

  • 初めての滝本小説。
    ファウストのECCOを読んで興味を持ったので。
    滝本さんは妄想のような空想の世界の現実を書くのが上手いです。

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著者プロフィール

2001年、第5回角川学園小説大賞特別賞を受賞した『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』でデビュー。その後『NHKにようこそ!』でブレイク。他著作に『超人計画』『ムーの少年』『ライト・ノベル』など。「後ろ向きに青春を駆け抜けろ」をキャッチフレーズに、「ひきこもり世代のトップランナー」として一世を風靡する。

「2021年 『異世界ナンパ 無職ひきこもりのオレがスキルを駆使して猫人間や深宇宙ドラゴンに声をかけてみました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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