- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048734103
感想・レビュー・書評
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初めはウジウジした男の話かと・・・
だんだん違ってきて
どストレートなラブストーリー!!
まあ飲みすぎるし、吸いすぎるけど
許そう、いい奴っぽいかあら詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感動した。涙した。
同じく大崎さんの作品「パイロットフィッシュ」を読んだあと、数週間に読んだ。
おんなじ主人公が出てきて、おんなじ登場人物も出てきて驚き。続編と知らずに読み始めたのが逆に喜びとなった。
なんだろう。透明感、綺麗な文章。無機質な内向的な主人公。惹かれる所が多い。
とにかく、好きだ。
感覚、感性、生き方、音楽…
大崎さんのせかいに染まりたい。
調べてみると、映画化されてるし…。
知らなかった…すごい作家さんでした。
ファンファンになるな。
もっと読みたくなる好きな作家さんを見つけるって幸せだ。
3部作みたいで、エンプティスターが楽しみすぎる。 -
山崎と葉子の2人の決断は 葉子が辛いなかでも幸せそうでよかった 現実には家族や医者から反対されて難しいのだろうが。
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パイロットフィッシュを読み終えてすぐにこちらを読み始めました。
同じ主人公の過去のトラウマや、前回とはまた違う恋の話が書かれています。
半ばまでは、こんな女、あんな女とモテ遍歴を見せつけられている様で…
時間をおいてから読んだほうが良かったかとも思いましたが、後半からラストへの
優しくも悲しい波に流されるように、引き込まれて読みました。後味は悪くなかったです。 -
パイロットフィッシュの続編でありながら、山崎隆二がまだアクアリウムを始める前の過去の話です。
癌に侵されてしまった恋人の葉子の死と、立ち直れず無気力に吉祥寺東急の屋上でぼんやりする山崎と、その山崎のこれまでの人生のパズルのピースと、3つの話が入り混じってでてきます。
ストーリーは正直凡庸で私は苦手な内容なのですが、大崎善生さんの繊細で淡々とした筆致が心地よく無事に読了。
ニースの木漏れ日や、海辺の風や、清潔なペンションでそのときを待つというのは夢みたいに素敵でした。
けれどこれがパイロットフィッシュよりも昔に山崎本人が体験したことなのか……と考えるといささか裏切られたような気持ちになる。
あの山崎にここまで壮大な過去エピソードあったわけ?
>私のことを忘れてしまうのはしかたない。けれど、私と見たこの海の色は忘れないでいて。
という葉子の言葉が、切実な強さで胸に残りました。 -
SM雑誌の編集者を主役としながら全体としてすっきりとした印象。水溜りの写真を撮り続ける葉子が良かった。
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ん〜・・・なんかあまりだった。
本棚に登録しているからレビューを書こうと思ったけれど、どんな話しだったか思い出すのも少し苦労。。。
あまり物語に入り込めない感じ。好きな人は好きかもしれない少しフワフワした漢字の作品です。 -
2015.08 積読本。
再読。10年ぶり?に読んだ。
パイロットフィッシュよりこっちの方が好きだな。