- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048735766
感想・レビュー・書評
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「幾重にも糊塗した過去とか、経歴」とかあまりに多く同じような文言が登場しすぎなのでは・・・
少しくどい。
物語は、救いようのない話でした・・・
後味も最悪。
歌舞伎町の暗黒部分のお話。
感情移入しちゃう人は、元気があるときにしか読めないかな -
図書館で借りた本
健一の最後が切なかった。 -
不夜城、鎮魂歌、に続くシリーズ完結編。第一作で、自分が生き延びるために愛する人を殺した悪鬼、陳健一は、今では勢力図もまったく変わった新宿歌舞伎町で、表向きはすでに過去の人に見せかけ、実際は情報屋として絶大な力を誇っていた。麻薬の取引に関わる男が殺されたことで、さまざまな勢力が犯人探しを始めるが、その中で一人の“中途半端な”男が、誰にも知られてはいけない過去のため、裏切った女のため、金のため、利用され抗争に巻き込まれていく。でもそれはすべて陳健一の仕組んだ大きな罠に引きずり込まれてただけだった。不夜城の完結編ということでかなり楽しみにしていたのですが、一作目とは時代も変わり健一も情報屋になっているためか、激しい撃ち合い、目を覆いたくなるようなバイオレンスシーンはかなり減っています。そのせいかこれまでのような疾走感はあまりないかな。いや、読んでいる私のほうが慣れてしまったのか。前作には多く見られた中国料理、台湾料理店で食事をしながら話をするシーンが今回は少なく(主人公はカップめんばかり食べていた)それもちょっと物足りなかったので三点。食事のシーンてなぜか好きなんですよね。
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不夜城のインパクトはなかった。健一がもっと活躍してほしかったな。健一の悪が感じられない。強烈さはないけどストーリー全体は面白かった。'07.10
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馳星周[2004]『長恨歌―不夜城 完結編』角川書店★★★馳星周さんの作品の特徴である、救いがたいようなドス黒い暗黒な雰囲気、、なにより、この作家さんしかないというような独特な感じがこの作品でも、色濃く(暗く)漂っています。お薦めです。馳星周ファン、フリークさん達にはもはや説明不要かと思いますが…馳星周さんのデビュー&出世作となった『不夜城』。その続編である『鎮魂歌 不夜城?』。そして、その完結編が、この『長恨歌 不夜城完結編』です。まだ、『不夜城』に触れたことがないという方は、『不夜城』→『鎮魂歌』→『長恨歌』と順を追って読んだ方が
作品の世界を堪能できます。てか、順に読まないとよくわからない…可能性大です。 -
『真っ黒な世界だ。そこにおれと小蓮だけがいる。おれは小蓮に触れたいのに、小蓮の顔は真っ黒に塗り潰されている。どれだけ望んでも、おれは小蓮の顔を思い出せない』
彼は強いわけではない。ただ心を閉ざしているだけ。
傷つくことはなくても、心が動くこともない。そんな男の人生。 -
買ってから2年近く放置したままです。
そろそろ読もうかと。 -
健一があっさり死んでしまうのがとても残念。。。結局、女と金に踊らされるだけの人生。
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読者を舐めているとしか思えない作品。読む価値はない。