壁抜け男の謎

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
3.20
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本棚登録 : 522
感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738460

感想・レビュー・書評

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  • あとがきまで読むと物語の構想のきっかけなど解説されていてそこまで読んで楽しい一冊。長編で出会うと面白いだろうなというキャラもいました。推理を楽しむというよりは雰囲気を楽しむ感じ。

    『恋人』や『Cの妄想』などはシリーズものでは見られない作風。

  • いろいろな有栖川先生作品短編集。
    それぞれの短編に浸る間もなく一気に読んだので、なんだか雑多な印象になってしまった。

  • 推理小説は一定水準を越えると台本に見えてくる

  • あとがきまで含めて読むと納得です。
    一冊の本として読むには、あとがきがなければ成り立たなかったと思うし。
    推理小説の入門書としても活用できます!

  • 下り「あさかぜ」は鮎川哲也「王を探せ」ネタバレのため未読。

  • 短編集。てっきり推理物だけしか載っていないと思ったら色々なジャンルの小説があった。最初のほうの頁にある読者参加型の推理小説が面白い。結構正解できたのが嬉しかった。

  • 『ガラスの檻の殺人』
    『壁抜け男の謎』
    『下り「あさかぜ」』
    『キンダイチ先生の推理』
    『彼方にて』
    『ミタテサツジン』
    『天国と地獄』
    『ざっくらばん』
    『屈辱のかたち』
    『猛虎館の惨劇』
    『Cの妄想』
    『迷宮書房』
    『怪物画趣味』
    『ジージーとの日々』
    『震度四の秘密』
    『恋人』

    16作品が収録(多ッ!!)
    あとがきにある通りノンシリーズもののまとめなので、愛しき火村先生は登場せず。
    (´・ω・`)ショボーン

    落ちが分かっちゃう話がちらほら。
    でも、結論に至るまでのプロセスというか、作中の雰囲気って言うのかな?
    かなり好きです。

    横溝せいし、読んでみようかな?
    (。-`ω-)ンー
    作中に出てくる、別作品がいつも気になる(笑)

    (2013/3/2 読了)

  • さくっと読める短編集。

  • 残念。
    世界が狭いうえに、謎も推理も浅い。昔の作品の方がよかった。

  • ミステリーの短編集と言うより、ミステリーが入っている短編集。と言う感じ。詰まらなくは無いんだけど……。同じような内容を素人が投稿サイトにアップしたらブログっぽいですね。とか言われそうな雰囲気がある。個人的な意見だが、他の有栖川作品と比べてしまうとどうしても見劣りしてしまう。それも仕方がない事なのだろう。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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