- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048738989
感想・レビュー・書評
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吹奏楽部の仲間を増やしつつ、物語は進んでいくんですね
ひとつひとつのお話はスッキリ纏まってて読みやすいです
謎解きも凝ってますね
ただ、登場人物が頭脳明晰すぎるのと、波瀾万丈すぎる
そこまでだとちょっと絵空事になりかねないな、と思いました
それとも本当に最近の高校生ってこんなんなのかしら?
まあフィクションだからなんでもアリといえばそれまでなんですが
若干、感情移入のし難さを感じました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幼なじみのハルタとチカがいいコンビ。学園ミステリって初めて読んだけど、こんな学校だったら楽しそう。
軽い感じのノリでさらっと読めるけど、ちょっとほろりとするところもあるし、謎もなかなか奥深くて、侮れない。 -
よく青少年向けの本紹介とかに載ってるので、図書館で見つけた時に勢いで借りてしまいました。帯のあらすじに、「廃部寸前の吹奏楽部」「主人公のフルート奏者」とか書かれてるともうツボすぎて借りないわけにはいかなくなるんですよねー(笑)
すごく文章が軽くて、ラノベみたいでした。図書館戦争とかと似たようなテンション。それも、登場人物は変わらない短編4つなので、さらっとスカッと読めてしまいます。読むことへのストレスが全くありません。あと所々小ネタに笑います。看板女優・マヤが狼少女になりきっていて、「家はラーメン屋だ」っていう所はガラスの仮面ネタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
テンション上がりました←でもこれ読むような年代の人ってほとんどこういうネタ分からないんじゃないかなぁ…
一応ミステリーということになってますが、例によって高校生のレベルを逸脱しているというか…コナンとか読んでてもいつもコナンが「そういうことか!」ってひらめいても、読んでるこっちは「どういうことですか…(泣)」ってこと無いですか。ぇ、もしかして私だけかなぁ。完全に推理するキャラのペースについていけない。この本の場合、主人公が一緒においていかれてくれるので安心です(笑)
ロジックも分かりやすいし、青春真っ只中の女子高生が主人公というのもあって、すっきり爽やかです。このぐらいの本には珍しく、恋愛ごともほとんどありませんし。前の話ですごく愛想悪かった子が次では味方になってはりきっていたりして微笑ましい。
ただ読み進めるほど、軸にする問題提起が重くなってきて、考えさせられる部分もあります。特に最後のベトナム戦争の件はぞっとしました。理由の無い恐れを感じると同時に、経験したことがないことをイメージするには足りない想像力にもどかしさが募る。戦争が題材のものを読むといつもそう。
ぁ、あと結局草壁先生は何者?っていうのが明らかにされないまま終わっちゃうのがちょっと残念です、かっこいい役回りなだけに。先生はどこまでお見通しなのでしょうか(笑)
ぁ、それとも次回作がある予定なのかな?だとしたら期待。 -
シェリーとか堀辰雄とか、著者の薀蓄にも脱帽。
マイナークラブハウス並みの奇人変人も登場する。
面白かったです。 -
高校生の夏を思い出しながらこんな高校生いないよって思ってしまう空気感でした。
でも謎解きはなかなか趣向がこらされていて、よかったです。ルービックキューブの話はいい話だった -
初めとっつきにくい流れでしたが、とっても作者はものしりさん。文章の織り込むああそうなのという知識を探すのがおもしろくなってくる作品です。
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エレファンツ・ブレスが一番良かった。
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いわゆる「日常の謎」系連作短編集。ややマンガチックなキャラ設定で、軽く楽しく読める。軽く楽しく読みたくて読んでいるこちらの気持ちを十分に満たしながら、謎に対する回答の重さと優しさにいつしか心を鎮める力技。しまった、どまんなかだ。
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とても爽やかな学園物推理小説。
ハルタとチカちゃんの凸凹コンビぶりがほほえましい。
恋のライバルという設定はちょっと笑えた(^o^) -
青春ミステリーね~と軽い気持ちで読んだら、読み終わる頃には楽しいやら悲しいやら切ないやらで泣いてました。でもたまに面白くて、声を上げて笑ったりで忙しい!ww
これは青春ミステリーだって間違いなく言えます。でも安っぽくも嫌味っぽくもないんです。いま友達にすすめまくっています。