県庁おもてなし課

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048741828

感想・レビュー・書評

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  • 高知出身の作家とパンダ誘致をしようとして閑職に追いやられた元職(元義理の親子)の知恵をかりて、いろいろなアイデアを出していく、お役所仕事っぷりにいちいち耳が痛くなる

  • 全体的にさわやかな風が吹いているようなすがすがしい気持ちの中に、
    ほのぼのとした恋愛があって…一気に読了しました。
    仕事に対しても、一生懸命取り組めば、結果はついてくるんだなぁって、
    前向きな気持ちになれました(*^^)v

  •  うーわー。
     この作家さんは相変わらず楽しそうに小説書いているなぁ……と。ニヤニヤしていそう。

     パンダ誘致計画はホントにあると思いました。まる。

  • 高知県庁に実際にある おもてなし課。
    フィクションだけど、お役所仕事が、どんどん脱皮してゆくプロセスが、おもしろい。

  • 久々に有川浩の小説を読んだ。
    この人の書く本のヒロインは毎度可愛い。

    知人に進められて、映画が始まる前には読もう。とゆっくり読むつもりでいたがスラスラ読めたのでかなり早く読み終わってしまい、もう少し読んでいたいなと読了後に感じた。

    旅行好きとしては高知に行ってみたい衝動に駆られた。
    作品に出てくる人物が素敵ですごく好きな作品。


    多紀ちゃんは”堀北真希”より”多部未華子”のイメージだった。

  • 自身・・
    ブクログ本棚は様ざまにジャンル分けしてるけど・・
    これは恋愛小説でもありビジネス書でもあると思うな。

    ※以下↓↓↓
    ネタバレにはなりませんが・・
    軽く作品世界を撫でます。御注意御配慮を(*^^)v

     

    本作も・・他有川作品にもれず欠かせず・・
    ◆純朴でまっすぐな主人公といつもそばで助ける異性
    ◇頭の回転が速い賛同者
    ◇自己犠牲をいとわない豪傑な年長者
    ・・らが出て来ます。(♪良い意味で!です)
     

    すばらしいです(^O^)人(^O^)
     
    地方分権が叫ばれてます。
    たしかにそうでしょう。
     
    どこかの進学塾のCMではないですが・・
    >じゃ・・いつから地方分権なんだ?と・・!
    >今でしょ!
     この本を読んだ地方在住の人間は、まさに今から!
     

    都会が素晴らしい!うらやましい!とは思いません。
    でもやはり・・
    都会は素敵です♪♪♪
    でも・・
    それ踏まえて・・
    地方も素敵だ!と再確認させてくれる一冊!
    おすすめでございます(V)o¥o(V)

     

  • 高知に行きたくなりました。カツオ食べたい!

  • 高知県庁に突如生まれた新部署『おもてなし課』。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家である吉門に観光特使就任を打診するが、依頼をしてから1ヶ月、何の音沙汰もなかったことから、役所と民間での感覚のずれを痛烈に批判される。掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が描かれた作品。

    最初、『何て失礼なヤツなんだ』と思っていた吉門だったけれど、読み進めていくうちに、大好きになった。
    物語が進むにつれて、吉門と掛水の信頼関係が築かれていく様が、良かった。
    そして、何と言っても、吉門と掛水、それぞれの恋の行方も物語の見所。

  • 方言での会話が新鮮。ストーリーは長い感もあるが、最後に吉門が父親に結婚の申し込みをしたところで、不意打ち的に泣けた。

  • 読みやすくて面白い。

    前半、県庁はそんなにアホじゃないだろうと思ったけど、まー許す。
    後半、ちょっとパワーダウン気味だけど、許容範囲。

    何か女性的な文章だと思ってたら、女性作家だった。
    これはびっくり。この漢字名、普通は男。

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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