- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048742344
感想・レビュー・書評
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2018.10.20
幸田真音さんの本にしては、否、普通に読めば面白いのだろうけど、今までに読んだ本が良すぎてたのか、イマイチでした。 -
読了。経済ホラー小説?という括りらしい。
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短編小説のようでいて、実は関連性のある構成。幸田さんらしくない内容だけど、新鮮!面白い。
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○作家の幸田氏の作品。
○金融・経済の中枢にいる人々を主人公に、様々な“不思議”を巡るオムニバス作品。
○あまり面白くない。 -
ホラー経済小説と言うが ホラーって いえないなぁ。
ちょっと 不思議なこと と言ったほうがいいのかな。
議事堂の穴
日本銀行の壁
金融市場の窓
財務省の階段
ニュースの枠
幹事長室の扉
黒田正充は 市民運動家から国会議員となった。
モデルは 菅直人かな。
議事堂の穴、ニュースの枠,幹事長の扉に 黒田は登場する。
俳優をめざし、挫折し ニュースキャスター
そして 日曜日の情報番組のキャスター
に 由佳利は 登り詰めていくが、
途中に 日本銀行の課長の愛人となる。
それが ステップアップのきっかけ。
ただ,自分で一生懸命 勉強したということであるが。
するどい 社会批判の目もある。
幸田真音らしくなく また 幸田真音らしい側面もあり,
もっと この小説が つながっているとおもしろいと思ったが。
ホラーにこだわらなくてもいいでしょうね。 -
結局、どういうことなのかがよくわからない話が多くて、読後感があまりよくなかった。
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おぉぉ・・ 私に言わせてもらえるならばこれぞホラー。怖~! でも経済&国会関連の情報は初読みが多くてその部分は刺激的で興味津々。何冊かはまりそう。
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幸田さんの経済小説、面白いのだが、難しい経済用語が、理解されない時が、多々ある、、、ヘッジファンド、タックスシェルター、デフォルト、先物オプション、、、などなど、、、分かっていそうで、深く理解していないせいで、難しく思う時がある。
今回は、経済小説であり、ホラー小説と言った、珍しいもの!!
まして、つい最近の出来事の様な話からの、展開。
そして、「財務省の階段」の様な、80年ほど前の政策が、今、日本が、同じことをしていると言う事実からホラーへの展開。
最初の 「議事堂の穴」で、登場する代議士が、最後の「幹事長室の扉」で、代議士の名が、黒田と言う名前がわかるのも、凄い面白味を増す要素が、含まれている。