財務省の階段

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048742344

感想・レビュー・書評

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  • それでも幸田真音の本は好きなのだ。

  • 2018.10.20
    幸田真音さんの本にしては、否、普通に読めば面白いのだろうけど、今までに読んだ本が良すぎてたのか、イマイチでした。

  • あまり面白くない。
    ブラックな話が多かった。
    ゾッとするような話を狙ったのかもしれないが。

  • 読了。経済ホラー小説?という括りらしい。

  • 短編小説のようでいて、実は関連性のある構成。幸田さんらしくない内容だけど、新鮮!面白い。

  • ○作家の幸田氏の作品。
    ○金融・経済の中枢にいる人々を主人公に、様々な“不思議”を巡るオムニバス作品。
    ○あまり面白くない。

  • ホラー経済小説と言うが ホラーって いえないなぁ。
    ちょっと 不思議なこと と言ったほうがいいのかな。

    議事堂の穴
    日本銀行の壁
    金融市場の窓
    財務省の階段
    ニュースの枠
    幹事長室の扉

    黒田正充は 市民運動家から国会議員となった。
    モデルは 菅直人かな。

    議事堂の穴、ニュースの枠,幹事長の扉に 黒田は登場する。

    俳優をめざし、挫折し ニュースキャスター 
    そして 日曜日の情報番組のキャスター
    に 由佳利は 登り詰めていくが、
    途中に 日本銀行の課長の愛人となる。
    それが ステップアップのきっかけ。
    ただ,自分で一生懸命 勉強したということであるが。
    するどい 社会批判の目もある。

    幸田真音らしくなく また 幸田真音らしい側面もあり,
    もっと この小説が つながっているとおもしろいと思ったが。
    ホラーにこだわらなくてもいいでしょうね。

  • 結局、どういうことなのかがよくわからない話が多くて、読後感があまりよくなかった。

  • おぉぉ・・ 私に言わせてもらえるならばこれぞホラー。怖~! でも経済&国会関連の情報は初読みが多くてその部分は刺激的で興味津々。何冊かはまりそう。

  • 幸田さんの経済小説、面白いのだが、難しい経済用語が、理解されない時が、多々ある、、、ヘッジファンド、タックスシェルター、デフォルト、先物オプション、、、などなど、、、分かっていそうで、深く理解していないせいで、難しく思う時がある。

    今回は、経済小説であり、ホラー小説と言った、珍しいもの!!
    まして、つい最近の出来事の様な話からの、展開。
    そして、「財務省の階段」の様な、80年ほど前の政策が、今、日本が、同じことをしていると言う事実からホラーへの展開。

    最初の 「議事堂の穴」で、登場する代議士が、最後の「幹事長室の扉」で、代議士の名が、黒田と言う名前がわかるのも、凄い面白味を増す要素が、含まれている。

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著者プロフィール

1951年生まれ。米国系投資銀行等で債券ディーラー、外国債券セールスを経て、1995年『小説ヘッジファンド』で作家に。2000年に発表した『日本国債』は日本の財政問題に警鐘を鳴らす作品としてベストセラーになり、多くの海外メディアからも注目される。2014年『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』で第33回新田次郎文学賞を受賞。主な著書は『日銀券』『あきんど 絹屋半兵衛』『バイアウト 企業買収』『ランウェイ』『スケープゴート』『この日のために 池田勇人・東京五輪への軌跡』『大暴落 ガラ』『ナナフシ』『天稟(てんぴん)』のほか、『マネー・ハッキング』『Hello, CEO.』『あなたの余命教えます ビッグデータの罠』など、時代に先駆けてITの世界をテーマにした作品も多い。

「2022年 『人工知能』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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