TOWN for the FILMS

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 18
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048835404

作品紹介・あらすじ

岩井祥二監督『スワロウテイル』から李志毅監督『不夜城』まで、写真161点、スケッチ27点を収録した、美術監督種田陽平・映画美術作品集。

感想・レビュー・書評

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  • 012023.

    「スワロウテイル」「不夜城」などの美術監督が自らの仕事を写真やスケッチで。どこにもない街を創り出す過程が興味深い。

  • アジアの雑然とした街には本能のレベルで魅力を感じる。
    やっぱりアジア人だからかな。

    本文中にもあったけど、日本の街って本当にきれいで静か。以前ベトナムから帰ってきた時もあまりの静かさに驚いた記憶がある。

    国のエネルギーか、人のエネルギーか。他者の気持ちを慮る民族性の所以か。それとも文化が成熟するとみんな生活を隠して仮面をかぶるようになるのか。

    きっとそれが窮屈だから、こういうむき出しの猥雑のエネルギーが羨ましく感じるんだな。

    でも、こういうエネルギーの中で生きていくだけのたくましさはもう自分にはないかもしれないな、とも思う。

  • 汚しの美学。

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著者プロフィール

たねだ・ようへい(原案・絵)
美術監督。武蔵野美術大学油絵学科卒業。映画美術監督として、日本、中国、アメリカなどで国際的に活動する。『スワロウテイル』(岩井俊二監督)『THE有頂天ホテル』(三谷幸喜監督)『フラガール』(李相日監督)『空気人形』(是枝裕和監督)など多数の日本映画のほか、チャン・イーモウ監督、キアヌ・リーブス監督、クエンティン・タランティーノ監督などの作品を手がけた。アニメーション作品には、『イノセンス』(押井守監督)ではじめて関わり、『思い出のマーニー』(米林宏昌監督)では美術監督をつとめた。著書に、『どこか遠くへ』(小学館)『ジブリの世界を創る』(角川書店)『伝説の映画美術監督たち×種田陽平』(スペースシャワーネットワーク)などがある。芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章を受けている。

「2015年 『ステラと未来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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