ソーシャルインフルエンス 戦略PR×ソーシャルメディアの設計図 (アスキー新書)

  • アスキー・メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048864435

作品紹介・あらすじ

世の中を動かすにはどうしたらいいのか?
現在のマーケティング施策に欠かせない“売れる空気”をつくる「戦略PR」や“消費者との絆”をつくる「ソーシャルメディアマーケティング」。個々の方法論はあるものの、それぞれに課題があるのも事実。

感想・レビュー・書評

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  • 以前読んだ「戦略PR」の続編的位置づけなので、スッと読み切ることが出来た。
    【自分ゴト】【仲間ゴト】【世の中ゴト】という、話題の影響範囲の捉え方が、大変勉強になった。
    話題になりやすいコンテクストで物事を考える、当たり前のようで出来てないこと。仕事に活かせそう!
    もう一つの印象的表現は、「ソーシャルメディアは消費者が主役の公園である」。前に一歩進む力をもらった気がする。

  • 図表、末尾の鼎談が参考になった。

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  • 昨秋に読んだ本田哲也氏の『新版戦略PR』が面白かったので、手にした一冊。
    これまた、前著に輪をかけて面白い。帯の惹句では、広告・PR・マーケティング業界向けのように書いてあるけれども、かなりていねいに書かれてあるので、この業界でないヒトが読んでも分かりやすい。
    ポイントは「自分ゴト×仲間ゴト×世の中ゴト」でいかに設計してゆくか、ということ。これをやろうと思うと、広告・PR・マーケティングのどれか一つだけでは絶対にできない。業界同士でコラボするとか、人材の流動性を高めて複数の専門性を持つ人を増やすとか、そういう流れになっていくのかもしれない。
    本書のポイントとは少しずれるけれども、ワタシがいちばん印象に残ったのは「消費者の関心×認知マップ」。このマップで導き出される命題は、無意識的スルーされる「無関心」という層に属する消費者にいかに関心を持ってもらうか、ということ。でも、先日読んだ『閉じこもるインターネット』の指摘では、グーグルやフェイスブックはその「無関心」を増長させる方向に動いている。戦略PRの立場からすると、ソーシャルメディアは強力な味方であり、強力な敵でもあるんだろう。

  • ・あなたの「企て」によって世の中を動かす「新しい時代の影響力、世の中を動かす新しいチカラ」それが「ソーシャルインフルエンス」

    ・多くの人に(商品やサービスを)購入してもらうためには、消費者の「他人ゴト」を「自分ゴト」→」仲間ゴト」→」世の中ゴト」へと変える必要がある。消費者の間にある「こんなことをしたい」「こんなものがほしい」といった空気から「戦略PR」で「カジュアル世論」を形成し、消費者に「気づき」を与え、「買う理由ができた状態」の消費者に、「あなたが探している商品はこれではないですか?」と解決策を広告で示すという連携がある。ソーシャルメディアこそが、これからの最大のパートナーであり、ソーシャルインフルエンスの本領が発揮される。

    ・2012年6月12日初版発行ですが、ソーシャルメディアに、ツイッター、フェイスブックと並んでミクシィが紹介されているところに、時の流れを感じるものの、その「戦略PRの一環として、ソーシャルインフルエンスを活用する(方法)」内容は、中々重要なものでした。

    ・日本には、ツイッター公園、フェイスブック公園、ミクシィ公園などがあるらしい。そしてスケールは小さいかもしれないけれども、こうして読「Booklog公園」で楽しんでいる私たちも、インフルエンサーやエバンジェリストの一人である。

  • 新書文庫

  • 消費者の頭の中にある購買プロセスをできる限り再現してマーケティングチャンスを見つけ出す
    ターゲットごとにエンゲージメントプログラムを準備し、それぞれのレイヤーに属するユーザーに一段一段ハシゴを上がってもらう
    カジュアル世論で消費者に気づきを与え、買う理由を生み出した上で、その解決策を広告ぇ示す

  • 戦略PRとソーシャルマーケティングの二人がタッグを組んで、社会を動かすにはどういう手法や要点があるのかまとめた一冊。社会にかかわる人なら必読です。
    政治のことは一つも出てきませんが、なぜ関心を持たれないのかハッキリとセグメントされていて、それだけに他人ゴトから自分ゴトと思ってもらうためにも、地方政治の立場からこの手法にチャレンジすべきものがあると思いました。

  • 世の中をどう動かしたいのか。KPIはその手段。空気作り、自分ゴト、仲間ゴト、世の中ゴト。キャンペーンセントリックからオールウェイズオンへ。PR first Advertising second.ブーム化、トレンド化。拡散性、共有性、常時性。PRの役割、広告の役割。

  • ・情報やモノの溢れる今日を生きる私たちにとって、大概の物事は「他人事」=「意識的スルーの対象」である。

    ・「他人事」を「自分事」と思ってもらうために、商品に「『社会的』意味付け」をすること=コンテクストプランニング

    ・↑多少こじつけ感や突っ込みどころがあってもよいので、発想を大切にすること

    ・ソーシャルメディアにおける会話のネタを提供するマスメディア

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著者プロフィール

本田事務所代表/PRストラテジスト「世界でもっとも影響力のあるPR プロフェッショナル 300 人」に 『PRWEEK』 誌によって選出されたPR専門家。1999年に世界最大規模のPR会社フライシュマン・ヒラードに入社。2006年にブルーカレントを設立し代表に就任。09年に「戦略PR」(アスキー新書)を上梓。P&G、花王、ユニリーバ、サントリー、トヨタ、資生堂、ロッテ、味の素など国内外の企業との実績多数。19年より株式会社本田事務所としての活動を開始。著書に「戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、「ナラティブカンパニー 企業を変革する「物語」の力」(東洋経済新報社)など多数。国連機関や外務省のアドバイザー、Jリーグのマーケティング委員などを歴任。海外での活動も多岐にわたり、世界最大の広告祭カンヌライオンズでは、公式スピーカーや審査員を務めている。公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)理事。

「2022年 『パーセプション 市場をつくる新発想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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