特異領域の特異点2 非科学的な神の証明 (電撃文庫 は 10-2)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 60
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048866538
#SF

作品紹介・あらすじ

いまや世界の奇才ともてはやされるまでになった賢悟。それゆえか彼を狙う刺客が現れる。高速の居合いを誇る刺客に、苦戦を強いられる賢悟。刺客の目的とは!?

感想・レビュー・書評

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  • 前回よりもわかりやすくなっているものの、設定が複雑でざっと読んだだけでは理解しにくい。
    しかし、霊化汚染という災害が現実で起きている放射線と似た印象を受け、恐ろしく感じてしまった。

  • サクサク読めないことがこれだけ楽しいとは そして、彩世にT反応を抑えられない!!!

  • 面白かったんだけど難しい設定が多かった。
    もう少し簡単に設定してくれればと思う。

    未来視の設定の見るじゃなくて決めるって別の本で見た事あったのでわかってしまった。残念・・・。

    最後はいまいちわからず。地球の設定はどこからどこまで?
    木や生物はちがうのはまだわかるけど土や石は地球?金属は?
    と・・・入れ替わった理由がいまいちでした。

    あっさりと大勢死ぬのもいただけない・・・。

    面白いのは面白いのだけどやっぱりもう少し簡単にしてほしい。

  • 今や、世界国家第一大学一の奇才ともてはやされるまでになった賢悟。そんな賢悟に
    日本政府が極秘プロジェクト参加を要請する。だが、プロジェクトにきな臭さを感じた賢悟はその要請を拒否するのだった。
    一方、プロジェクト関係者を狙ったテロが頻発。時代錯誤な侍装束に、特異領域理論を駆使した光速の居合を操る怪人物は統一宗教、正導十三聖騎士を名乗る。そして、次の標的となったのが、あろうことか賢悟だった。
    大学特殊警備隊ですら歯が立たぬ脅威の資格と賢悟たちの死闘をよそに、プロジェクトは思わぬ方向へと暴走し!?


    ***


    2巻出てたー!と久し振りに新刊で意気揚々と購入。そして時間を掛けて読む←

    賢悟さんがめさめさかっこよくなっとる…!?いや、1巻の巻頭イラストの賢悟に惚れて購入を決意したくらいには好みのデザインだったのだけれど!!
    なにやら大人っぽくなっとる…!たまらん!(笑)

    前巻で微妙だった彩世が可愛く感じられました。相変わらず嫉妬するのは可愛くないですが、「〜だよう」とか語尾が可愛い!

    カナちゃんも可愛くなっておりました。S系意識型人工知能。しかも妹。
    まあヒロインではないよな、前巻ではそれを望みもしたけれど。
    あくまでも妹的位置。そりゃあ意識が妹だったりしますからな。基本的にはAIの性格が強いけども。

    一番気になるのが清十郎と理璃だな。くっ付く的なフラグ立てやがって!
    パッと見幼女な大人に振り回され見守られる十代の少年…なんだろ、ご馳走の気配!!

    内容としてはかなり大事。
    地球滅亡の危機にまでなりますからな。つーか賢悟さんがアドミニストレータになったら最強過ぎた。ドメインからダウンロード出来るとか楽すぎる!みんなは頑張って現象やらを観測・理解しないとダウンロード出来ないのにな。でも俺つえぇキャラは好きだったりするの!
    最終的に地球作っちゃうとかには驚きましたが。やばいな!清十郎に地球サイズの領域形状パターンプログラムを作る様にいってた時点で、地球規模の何かをするんだろなとは思ってましたが、まさかまさかですよ!
    何故か燃え上がっちゃいますな!

    父と息子の話には泣かされた…!

    これから科学では解明出来ない「こころ」にも迫っていくようなので、期待で胸が膨らむ☆5!
    因みに何も考えなければ比較的サクサク読めるので好きです(笑)

  • 続編。売れたから続編を出したわけではなくて元々そういう構成だったと著者が言ってるだけあって、よくある2のがっかり感みたいなのは無かったです。前作よりも話が壮大なスケールになっていて、さらに絶望感がより際立ってて良い。前作同様テンポよく読み応えがあります。前作よりラノベ臭(会話とか)が強くなった気もするけどw
    こういう世界観に馴染めない人には合わないかもしれないけど、イケる人には最高ですね!

  • クライマックスの絵が想像しづらい。あとでもう一回読む。

  • キワモノSFラノベ第2巻.全ての物理法則よりも優先される特異領域という,圧倒的に難解な設定と世界観は前巻よりもパワーアップ.ついて来られる奴だけついて来い!と言わんばかり.あとがきを読む限りどうもそうではないっぽいけど… 人間が認識できる世界の内側と認識できない外側があり,脳の特異点である意識は外側に存在していることを主人公賢悟が世間に発表するところから話はスタートするが,その解説が自然と前巻の補足説明にもなっていて面白い.特異領域という世界観を元に未来視や霊体も説明を試みており,かなりハマる,中盤当たりからクライマックスの連続で一気に読めた.
    T反応には爆笑した.

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著者プロフィール

福井県出身。電撃小説大賞で見い出され、メディアワークス文庫にてデビュー。『マリシャスクレーム』『鴨川貴族邸宅の茶飯事』『舞妓さんと怪盗大旦那』など著作多数。小学校入学までを石川県金沢市で過ごす。東京に出て作家デビュー後、とある事情から京都に移り住む。現在は長野在住。

「2017年 『装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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