とらドラ! (6) (電撃コミックス)

著者 :
制作 : 竹宮ゆゆこ  ヤス 
  • アスキー・メディアワークス
4.17
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本棚登録 : 207
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048916189

作品紹介・あらすじ

夏休みを満喫した竜児と大河たちは、文化祭シーズンに突入。そんな二人の前に、離れて住んでいる大河の父親が突然現れて――。電撃文庫人気シリーズのコミカライズ第6巻☆

感想・レビュー・書評

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  • ※感想は第7巻のレビューに。

  • あああ,険悪なムードに。

  • 買うた

  • 泣き顔大河と怒り顔竜児が表紙の6巻。

    文化祭だプロレスショー(ガチ)をすることになった2-C。
    同時に、大河が生活費を取り上げられたことをきっかけに、大河の父と逢う竜児。
    大河な違い、天真爛漫で人懐っこい父。竜児にもすぐ打ち解ける。成功しており金もある。父親を知らない竜児からすれば、羨ましいことこの上ないだろう。だからこそ、自宅前で大河に声を荒げた。
    本当はほんの少し、大河父の身勝手さに気付いていたから、泰子に指摘されたときあんな顔をしたのでは。水商売に身を落としても、お金がなくても、だらしなくても、息子だけは手放さなかった泰子。

    みのりと竜児の口喧嘩は…。
    みのりは、いくら大河の父に怒るとはいえ言葉がきつすぎる。竜児は何も知らないのだからこそ、説明してやれよ。竜児が説明を求めているのに、もういいって言ってしまったら。

    亜美ちゃんは空気が読めるようになったね。最近の亜美ちゃんの株は上がりっ放し。前巻ではネイルに連れて行ったりと普通の友情が育めている。

    大河は父を受け入れて待っているのに、文化祭のフィナーレになっても現れない。そしてミスコン中、大河父から竜児にメールが。
    見開きである。すごい。絶句。
    大河父の精神年齢は高校生レベルなんだろうか。自分で謝れない。言ったことに責任が持てない。気分屋。
    子供が子供作って外見だけ大人になってしまったのか。こういう親、いる。

    次巻が気になる!

  • 父親がもう帰ってこない竜児。父親が帰ってきた大河。恋愛から家庭環境まで、類似点の多い大河が「救われ」かけているのに、それを拒否することを、竜児は理解できなかったのかもしれない。「俺はこんな顔だから 人よりも正しく優しく生きなければいけない」というモノローグにあるとおり、竜児は一般的な(悪く言えば杓子定規な)正しさを当てていたのだ。親と子は一緒にいるべきだ、という正しさ。

    しかし、実乃梨は「人」を見ていた。親である前に親たる「人」であるかどうか。そのズレによって竜児と実乃梨はケンカし、大河が巻き込まれる形に……さらに、それに竜児が気づくのは、大河が娘としての晴れ舞台・ミスコンに立った瞬間だというのだから、思わず声も出てしまうというもの。大河の父騒動と文化祭は、並行して進むべきシナリオだったのだ。

    際立ったのは、実乃梨とケンカして落ち込む竜児を慰めにくる、亜美の優しさだ。直接的に慰めるでもなく、でも逃がすこともない。ちゃんと教室に呼び戻して、クラスメイトも竜児も両方浮かないようにする。男にとって最善の慰められ方じゃないだろうか。失礼ながら、こんなにいい女だとは思わなかった。

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