超企画会議

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048949446

作品紹介・あらすじ

処女小説『世界から猫が消えたなら』が100万部を突破、続く『億男』でも2作連続で本屋大賞ノミネート。
映画プロデューサーとしても、『電車男』『デトロイト・メタル・シティ』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『寄生獣』『バケモノの子』『バクマン。』と、次々にヒットを生み出す川村元気。

そんな川村にとって、初めての“会議本”(=会議をエンタメにした新感覚の読み物)『超企画会議』。

いつも「最高のものをつくって最大にヒットさせたい」と願い、「最高の空想と最悪の空想を往復しながら企画と物語を考える」川村が、スティーヴン・スピルバーグやウディ・アレン、クエンティン・タランティーノ、ジェームズ・キャメロン、クリント・イーストウッドといった名だたるハリウッドの巨匠たちと本気の空想会議を繰り広げる! アメコミ風のイラストはZUCCaとのコラボレーションやNHKシャキーンの各種アニメーションを手掛けたJUN OSON。

<推薦コメント>
「企画」って、最高におもしろい仕事なのだ。大ぶろしきを楽しく広げ、必死にたたんで仕事を作る。そのワクワクドキドキが、ぎっしり詰まった一冊。
(「ダ・ヴィンチ」編集長・関口靖彦)

[ハリウッドの巨匠と“空想”企画会議]
 ウディ・アレンと『モテキ』を作ったら?
 スティーヴン・スピルバーグと『宇宙兄弟』を作ったら?
 ジョン・ラセターと『モンスターズ・ほにゃらら』を作ったら? 
 J.J.エイブラムスと『ゴジラ』を作ったら?
 クエンティン・タランティーノとヤクザ映画を作ったら?
 ワインスタイン兄弟と『聖☆おにいさん』を作ったら?
 クリント・イーストウッドと時代劇を作ったら?
 クリストファー・ノーランと『ウルトラマン』を作ったら?
 ソフィア・コッポラと『あまちゃん』を作ったら?
 ジェームズ・キャメロンと『寄生獣』を作ったら?
 サム・ライミとJホラーを作ったら?
 デヴィッド・フィンチャーと『バクマン。』を作ったら?
 ティム・バートンと『世界から猫が消えたなら』を作ったら?
 マシ・オカと『電車男』を作ったら?(※これだけ本物会議!)

感想・レビュー・書評

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  • 川村元気さんがスティーヴン・スピルバーグやクリント・イーストウッドといった名だたるハリウッドの巨匠たちと会議を繰り広げております・・・・・・ただし、空想で!空想って大事だよなあと思わせてくれた良本。

  • 数々のヒット作は多大なるインプットから生まれてるんだろうなぁということがよくわかる

  • 『君の名は。』のプロデューサーってことで興味が湧いたので読んでみた。

    映画への並々ならぬ愛情と情熱を持った人で、その深い造詣から「面白い映画」「うける映画」の方程式を知っている人なんだなということがよくわかった。

    プロデューサーとして優秀で、自らクリエイターでもあり、そしてヒットメーカー。ホントに才能のある人なんだな。

    確かに映画『バクマン。』も面白かった。『電車男』『モテキ』も評判良かったしなぁ。
    この人の作品イロイロと観てみようかな。

  • ネガティブを想定するのは、聞いたことあるこど、最高にポジティブな状況を想定するのは、新しいと思った。読み物としては、、、

  • くだらなすぎて大好きです。
    結論、映画って最高。

  • やはりインプットとその整理はだいじだな
    自分なりの解釈で理解すること
    ということはわかった

    ティムバートン
    ファンタジーという装置を使って人間を描く

  • ハリウッド監督と映画を撮るための妄想企画会議。たまにハリウッド俳優も出てきて面白い。最終的にはマシ・オカが天才だってことだけがリアル会議でわかった。

  • 映画プロデューサーであり、小説家でもある川村元気氏が海外の著名な映画監督と自身の作品や有名な映画をプロデュースしたらという架空の会議を空想したものをまとめた一冊。

    自分が映画には全く疎いので本書でハリウッドの巨匠と呼ばれる人の経歴を知れたことはとても良かったです。
    著者の手掛けてきた作品はヒット作ばかりでそれを海外の監督が手掛けたらという空想は非常に面白いものでまた氏の映画に対する見識の深さにも感服しました。
    また巻末ではHEROESで一躍有名になったマシオカ氏との本当の対談も載っており、そちらも面白いものでした。

    コメディータッチで架空会議について書かれており、映画好きにはたまらない一冊だと感じました。

  • 妄想だけど具体的。いわゆるイメージトレーニング的な感じ。

    もし仕事をするチャンスが少しでもあったら、絶対に逃さないぞ!という意気込みがひしひしと伝わる。

  • 好きな映画監督の名前がいっぱい出てくるから(コーエン兄弟、C・イーストウッド等々)読んでみたけど、
    内容はなかった。

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著者プロフィール

かわむら・げんき
1979年、横浜生まれ。
上智大学新聞学科卒業後、『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『寄生獣』『君の名は。』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、’11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。’12年に初の小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同書は本屋大賞にノミネートされ、佐藤健主演で映画化、小野大輔主演でオーディオブック化された。2作目の小説にあたる本作品『億男』も本屋対象にノミネートされ、佐藤健、高橋一生出演で映画化、’18年10月公開予定。他の作品にアートディレクター・佐野研二郎との共著の絵本『ティニー ふうせんいぬものがたり』、イラストレーター・益子悠紀と共著の絵本『ムーム』、イラストレーター・サカモトリョウと共著の絵本『パティシエのモンスター』、対談集『仕事。』『理系に学ぶ。』『超企画会議』。最新小説は『四月になれば彼女は』。


「2018年 『億男 オーディオブック付き スペシャル・エディション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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