SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方
- KADOKAWA (2017年9月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048960250
作品紹介・あらすじ
フォロワー累計76万人(Instagram、Twitter、Youtube、LINEなど)、女子のカリスマ、「モテクリエイター」としてフォロワーに愛されSNSで活躍するゆうこすが初めて明かす、失敗と試行錯誤の日々。
そして今まで明かしてこなかった、SNSでの「発信力」の育て方を、惜しげもなく公開する書き下ろしエッセイ。
2012年にHKTをスキャンダルで脱退。Twitterでつぶやくだけで「死ね」とリプがくるほどのどん底まで落ち、ニートとして家に引きこもった日々。そこから救ってくれたのがSNSだった。
つぶやきだけでなく、撮影、コーディネート、動画編集、投稿まで、すべて自身でプロデュースしたからこそ分かったこと。
失敗しまくり、そして分析し続けた日々から得たノウハウを、初公開します。
・「好き」なことだけ発信する。
・フォロワーが増えるつぶやきとは。
・SNSのメディアごとに「正解」「間違い」投稿。
・ファンに向けて発信しない。
感想・レビュー・書評
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私は高校生の頃からSNSを利用していました。といっても情報を発信するのではなく、友人間の状況確認としか使っていませんでした。本書は私の知らないSNSを「情報発信」のためのツールとして活用する方法をわかりやすく教えてくれます。
わかりやすくと書きましたがこれには理解がしやすいという意味と書きぶりがいかにも若者だなと思えるものでした。
内容としては今日様々な種類があるSNSをTwitterは男女共に利用、短文かつ新鮮なものがウケる。Instagramは女性が多くリプライが多いため、1つの投稿を掘り下げていける。など、1文〜2文でSNSのことを的確に説明していると思いました。
「次にフォロワーを増やしたいなら」「拡散を狙うなら」「#を活かす方法」など、SNSを利用する多くの方が、知りたいであろう情報をまとめています。これらに対する解もシンプルなものとなっています。
そして本書が一番伝えたいであろうメッセージは「好きなことを発信し続けることが一番大切だ」だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごく自信があるんやな、と思った。
その自信はどん底を経験し、そこから這い上がった自分への信頼。
失敗せーへんと思ってるからやるんじゃない。それは自信じゃない。
やりたいからやる。やるしかない。やり方がわからなくても、とにかくやってみる。
自信がない人は、
「こんなことやってこういう結果になったらどうしよう」
「自分にはどうもできない」
って思ってる。
でも、自信がある人は、行動して非難されたり傷ついたり、世間から失敗と呼ばれる結果になるかもしれない、そんなことに怯んで諦めたりしない。そうなっても受け止めるだけ、そうなったら「じゃあどうしよう?」を考える、それしかないって思ってる。
「自信」ていうのは、覚悟のことなんかもしれへん。
どうあっても自分を信じる、諦めない覚悟。
傷ついても、みっともなくても、それごと結果を、そんな自分を受け止める覚悟。
それは、自分を好きになる覚悟。
それは、自分にしかできひんこと。
この本からは、SNSの活用方法以上に、自分の覚悟の在り方を気づかせてもらいました。
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著者のゆうこすさんってステキな女性だなぁと思いました。「モテたい」ってだけだと同性から反感買いやすいけど、そんなこと全然ない感じです。
実体験+ハウツー・ノウハウ系の本は私が自分で要約をまとめる読解力がなく苦手だったんだけど、この本は共感も感じられたし、読み易くて大変参考になりました。耳が痛い!ってことが結構あったけどね(苦笑)。
本書で取り上げているSNSは、ツイッター、インスタ、YouTube、ブログなど。割合的にツイッターのことが多いです。
次世代SNS(ライブ動画)に私は追いついけてないなぁって思う。発信する方も見る方も。あんまり動画見ないんだよねぇ。一先ず、今使ってるSNSの使い分けを見直すのに大いに参考にしたいです。 -
『東大作文』の参考文献として挙げられていたので、気になって読了。元々はHKT48で活動してたアイドル(〜2012の約1年間)という肩書きということらしいが、もちろんその略歴は知らず名前すら知らなかった状態。
元々の本人の素材が良かったけど、アイドル活動からの脱線、情報を発信して叩かれた経緯などから、そこからやり方を見直し立て直して完全復活するまでの奮闘記。
観点をSNS、特にツイッターとインスタグラムで行っているのでやり方としては新しい。進化し続けるSNSだけあって、使い方は色々あるんだなと改めて感じた。
このやり方で復活した人は他にもいるように感じる(例:橋本甜歌てんちむ。主戦場はYouTube)が、万人に読みやすく、そしてわかりやすい形で言語化、体系化、やり方をまとめたことがこの本の功績かと思う。ただ、こういう本で、写真やキャプチャが少なかったので、もう少し載せられてればよりわかりやすかった。
文章を書くこと、発信することという観点で良書として紹介されていたが、自己分析、自己プロデュース、マーケティングと意外に広義で学ぶ点が多く他のアイドルの著書と比べると満足度は高い。
結局、パーソナリティが重要なのかもしれないが、やることとやり方は考えて行くべきと説いてる。ここはSNSを使うすべての人に関係するので、見直したい人にはこの本はうってつけかと思う。
特に着目すべきはアンチとの接し方。数々の歴史でアンチが多かった時代もありだいぶ苦労されたようだが、その経緯もあってアンチへの対処や考え方も充実していて面白かった。まぁ、アンチがいるってことは注目されてることの裏返しなので今となってはいい思い出なのかもしれないが。 -
190417-190419
ちらほらと色んなところで目にしては、「この人めっちゃ頭いいな」と思ってた菅本裕子さん。
思ってた通りとても頭が良かったし、情熱があるひとでした。ごいすー。 -
自分的には元HKT48,今は持てクリエイターとして活躍するゆうこすさんが、どのようにモテクリエイターという肩書きになっていたかを、各SNS別に丁寧に説明している一冊。
企業側のSNS運用に困っている人にも参考になるのではと思う。
この本は読書会での題材の何冊かの1冊ということもあり、気になっていましたが、元々HKT自体にも注目していたこともあり、手に取ってみました。
帯にある「どん底を知ってるからこそ、強くなれる」という言葉があるように、本当にどん底を経験したのちに本当に努力したわかる。
会社の人と「今はなにげに、(ライブコマースとかで)ゆうこす実体経済動かしてるよね」って話になって、今後こういう世の中をSNSをつかって動かす個人がどんどん出る時代になってくるものなんだなと感じた一冊でした。 -
ここ3年くらいずっと、SNSを本気で始めたいと思って、「アカウントを作っては挫折」を繰り返し、今日25歳になりました。
・やる気があれば、できないことなんてない
・やると決めてしまえば、できないことはない
・どんなに時間がかかってもいいから自分でやる
めっちゃ背中を押された。
25歳になった今日から始めようと思う。
辞めないぞ。ブレないぞ。楽しもう。 -
モテるために生きてる
モテクリエイター
などと名乗っている
ふんわり可愛らしい見た目からは想像出来ないほど、
頭の中はクールでとても賢い人だと思った。
こうなりたいという目標が明確にあって、
それに向かって突き進む行動力が強い。
SNSの良い面悪い面を知り尽くした
元アイドルだからこその説得力を感じた。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50087272 -
世の中にはどれだけお金を出しても買えないものがあります。それは「信用」です。
どんなに大金を積んでも、たとえ一億円出そうとも、自分を「信じてくれる」フォロワーをお金で買うことはできません。
(引用先:164P)