おとなりの晴明さん 第五集 ~陰陽師は雪の文様を愛でる~ (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2019年7月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049127294
作品紹介・あらすじ
おけら参りを控え、寒さが身に染みる京都の歳末。お隣に住む陰陽師・晴明さんは骨董鑑定のお仕事に足を運ぶ。
現世に馴染んでいく晴明さんに、桃花は雪の文様をかたどった香立を贈る。現世で素敵な休暇をすごせるよう願いを込めて。一方の晴明さんは、陰陽術に目覚めた桃花に師として結び桜の紋を授ける。
そうして時間が過ぎる中、二人のもとに、京の悲しい歴史に関わる百鬼夜行が訪れ……平安京から現代京都へ、悠久の歴史が織りなす優しいあやかしファンタジー。
感想・レビュー・書評
-
おけら参りを控え、寒さが身に染みる京都の歳末。お隣に住む陰陽師・晴明さんは骨董鑑定のお仕事に足を運ぶ。
現世に馴染んでいく晴明さんに、桃花は雪の文様をかたどった香立を贈る。現世で素敵な休暇をすごせるよう願いを込めて。一方の晴明さんは、陰陽術に目覚めた桃花に師として結び桜の紋を授ける。
そうして時間が過ぎる中、二人のもとに、京の悲しい歴史に関わる百鬼夜行が訪れ……平安京から現代京都へ、悠久の歴史が織りなす優しいあやかしファンタジー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4.5と一気読み。5巻でほんの少し物語が動いてやっとか、という気持ち。このまま活発に物語が動いていって欲しい。
-
「雪輪の祈り」
鑑定のバイト先で知った事。
あの場で得た知識から日頃の恩返しとして彼に送ったのだろうが、あの反応を見る限り良い選択では無さげだな。
「忘れられた山羊」
日本に存在するはずの無い。
国内で産まれた生き物で無く、献上という形でやってきた生き物達は人間の欲に振り回されている様なものだよな。
「おけら参りの火」
必死になり頼み込みに来た。
新年早々願掛けに来たはずが、神の力不足で邪気を払えず早速体調を崩してしまったらあまり有難みを感じないな。
「梅花の薬玉」
夢の中でも魘され謝り続け。
彼を心配しての事なのだろうが、自分達の目の届く範囲で縛り付けレールを引かれてる人生など楽しくないだろう。
「北天の勇将」
百鬼夜行が向かう先は何処。
いくら時代が時代で仕方ない事だったのかもしれないが、彼らからしたら納得のいかない出来事だったろうな。