月からきたうさぎ (fanfanファンタジー)

  • 学研プラス
3.83
  • (5)
  • (5)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 77
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784051064280

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 黒井健さんの絵だったので手にとりました。作者がみなみらんぼうさん。月からきたうさぎが、白いうさぎと出会い愛をはぐくみます。月に戻れない悲しみが、癒され、生まれた娘と3匹で幸せに暮らせると思ったら、狩人によって死んでしまいます。ブナの老木が命をかけて、森の仲間とともに月にウサギを返す。母さんうさぎは泣きはらし、目が真っ赤に。美しいイラストがより悲しみとともに私たち人類に警告している作品。イラストが本当に美しい。

  • ボランティアの方の読み聞かせ
    *********
    ★2023.09(2-1)

  • 十五夜にちなみ読み語りに使用。
    かわいい絵と自然の不思議さ人間と動物との関わり
    うさぎの目おおかみの遠吠えなど読み応えのある一冊です。

  • 涙なしでは読めない作品です。
    お父さんうさぎの死、お母さんうさぎと森の動物たちとの別れ。満月の夜にしか会えない子ウサギの話です。
    人間の身勝手な行動により引き起こしてしまった悲しい物語
    とても切ないお話です。
    絵もとてもきれいで、大人も、読むべき本です!

  • 人間の身勝手さにせっかくの幸せが奪われてしまった月うさぎのことを想うと切なくなりました。

  • みなみらんぼうさんの作品だそうです。

    幸せなウサギの家族が不幸な事件でばらばらになってしまうお話。
    親の立場の私には、胸が痛くて苦しくなります。
    2歳の娘にはまだ難しいので読んであげていませんが、4歳の息子は、悲しい内容だと心を痛めていました。
    お父さんウサギの身に起こったことや、子供のウサギが月に帰られければならない理由など、疑問がいっぱいの様子です。

    絵は黒井健さんという方が描いているようなのですが、とても暖かい優しい感じです。

  • ある満月の夜、月に住む金色のうさぎが、地球の森に落ちてきました。
    月に帰れないことを悲しみますが、森のうさぎと出会い・・・
    「愛はかなしみをわすれさせました。」
    秋には、金色の赤ちゃんも生まれ幸せに過ごしていましたが、人間に見つかって殺されてしまいました。
    「人間はめずらしいものをほしがったり、ころしたりしたがるこわい動物だ」
    このままでは、子うさぎも殺されてしまうと、森の仲間たちが子うさぎを月へ帰してやろうとします。
    森の精霊がやどった年老いた木の力すごいです。
    絵がとても美しく幻想的な絵本です。

  • 絵はすごくかわいかったのだけれど、内容は寂しい。
    月から落ちたうさぎが地上のうさぎと恋に落ちて、こどもが出来る。
    幸せに暮らしていた家族だけれど、猟師がやってきて、月のうさぎは金色で珍しいので打たれて死んでしまう。
    きんいろの子どもうさぎも危ないと思った地上のうさぎは子どもを月へ返すことにする。
    木たちに協力を求めて、大きな葉っぱの舟で月へ返す。
    そのとき、地上のうさぎはたくさん泣いたので目が真っ赤、月に帰ったうさぎが月ではねているので月にうさぎがいるのが見える、狼は月に吠えたので今でも吠える、と由来の話にもなっている。

  • 童話らしい童話、かな。
    月から落ちてきたウサキは金色で、仲間がいなくて寂しかったけど、やがて伴侶が出来て、幸せになった時…
    ちょっと、悲しい話かな。

全9件中 1 - 9件を表示

みなみらんぼうの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
エリック・カール
エリック=カール
トミー=アンゲラ...
モーリス・センダ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×