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- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052026683
作品紹介・あらすじ
いよいよ幼稚園に通うことになったラモーナは、もうあかちゃんあつかいはごめんとばかり、大はりきりです。ところが、第一日めから、すべてラモーナの思いどおりにいかないのです。やんちゃで、ちょっぴり元気がよすぎる女の子の生活をえがいた、ゆかいな物語。
感想・レビュー・書評
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これぞラモーナの真骨頂。40年以上前に読んだシリーズを思い出しながら、思わず声をあげて笑いました。幼いラモーナ本人は、自分を注目してほしい、大事にしてほしいと、至極もっともで、原始的な欲求を私たちに面白い形で示してくれる。成長や大人に対する憧れも本人は真剣でも、ふっと、笑いが漏れてしまう。日本の児童書のなかでは、中川李枝子さんの「いやいやえん」やわたなべしげおさんの「もりのへなそうる」を思い出します。忘れていた幼いころの漠然とした日常の想いを蘇らせてくれました。
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ヘンリーくんを困らせてばかりいたムカツク・ラモーナにも、ラモーナなりの思いが、ちゃんとあるんだね。その思いにふれ、何故か上手くいかない、この女の子に、ついつい感情移入して涙してしまう。娘と二人、はらはらしながら読了。
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