和田式高2からの受験術―勉強は要領だ! (新・受験勉強法シリーズ)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784053017703

感想・レビュー・書評

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  • 受験の準備は早めにした方がいい。高校2年生でも、難関を目指すのなら今すぐに勉強した方がいい。そういう人達は読んだ方がいいかも

  •  「学校のやり方に従わない"要領勉強術"」を用いて、絶対に合格させる、という本。「入試まで『あと1年半』以上残っていれば、高校のランクや今の成績がどうであれ、あるいは『行きたい大学』がどんな難関校であれ、合格の可能性は十分にある」と「断言」している(p.12)。
     「正しい努力」が大事、というのはよく言うことだが、受験勉強における要領良い正しい努力とはどういうことか、ということを、目標レベルと現在の学力との差からすべきことを具体的な参考書を示して教えてくれる。「この時期にはこの本、いついつまでにこれをこのように」と説明してくれる。基本的には予備校などに通わず、参考書を利用して「自分で」頑張るやり方を紹介している。
     大きな特徴は、「学校の授業、教科書が入試に使えないものなら切り捨てる」、そして「英数を先行させて授業中に内職しながらでも要領よく力をつける」ということ。異端と言えば異端かもしれないし、「断言」とかされると胡散臭い感じもするが、それでもまともなことが書いてあると思った。1冊くらいこういう本を読めばやる気もでるんじゃないかと思う。
     おれは数学が苦手だったけど、『数学は暗記だ!』みたいなこの著者の本が確か当時すでにあって、なんて胡散臭いんだろう、と思ってとにかくゴリゴリ勉強してこんな本は一切読まなかったが、今にしてみると読んどきゃ良かったなあと思う。自習をする上で、やっぱり目標、というかいつまでにこれを仕上げろという期間を決めてもらうことはとても重要だと思う。
     ちなみにおれは高校の教員なので、自分の授業が「使えない」とか思われてたらショックだな~と思った。受験校じゃないから精読とかやってないんです。だから別に受験に使えない授業をしてても別にいいんだけど、やっぱり良い授業というのは受験の有無に関わらず英語の力をつける授業だからな~とか考えてしまった。(14/02/09)

  • 実践してみようかと思う。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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