信貴山妖変

著者 :
  • 学研
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本棚登録 : 22
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054019904

作品紹介・あらすじ

大和の小大名・筒井順慶の家臣・嶋左近は、主家の敵・松永久秀の首を狙う。が、時代は信長を台頭させる!第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 13/01/12 ご先祖様の跡をさがしたが・・・。残念。

  • 【ネタバレあり】
    ずっとずっと読みたくてようやく読めました!!「嶋左近」という人物を知ったきっかけはゲームですが、史実や小説の嶋左近にもとても興味があり、いつか読んでみたい…!!と思っていた小説です。

    左近の小説というと、関ヶ原の話が多く、そうなると悲しくてなかなか読めないのですが、こちらは筒井家時代の話なので、わくわくしながら読めました。

    とにかく最初から最後まで左近がカッコいいので、嶋左近が好き!という人には、入手しづらいかもしれませんが、是非とも読んで頂きたいです…!

    とにかく左近がカッコいい…!!というのが1番の感想ですが
    久秀の最期が史実と違うのが面白いです。
    浮介が味方になってくれて、数々の死亡フラグを見事にへし折って
    最後までいてくれたのが嬉しかったですね^^
    あのあとは左近の家臣か筒井の家臣になったのかな…?

    それから、内容の途中で近江佐和山の事に触れ、
    「石田三成」「関ヶ原」といった言葉が出てきたのが
    個人的にすごく感動しました…!

    史実での謎が多い左近が、こんなに活躍する小説が読めるとは…。こういった左近の小説がまた出てくれたら…そんな事を思いながら、あと3回は読み返す事でしょう…

  • 08/10/03読了
    久々に本読んだ
    嶋左近の若い頃、筒井にいた時代。松永久秀との対決の話。

  • 大和の筒井順慶の家臣・嶋左近は、忍びの志乃と共に同じく大和に割拠する筒井家の天敵・松永久秀の首を狙う‥。これは面白いです!ラストは久秀の死ですが、ここが少し史実とは違っいます。左近がカッコいいんですよ‥。

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著者プロフィール

東京生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。卒論は『山本周五郎』。埼玉県内の公立高校の国語科教諭として勤務、のち非常勤講師として同じく埼玉県内の高校に勤務する。中学生より能楽(金春流)に親しみ、高校時代は弓道(日置流)、大学時代は狂言(和泉流)に打ち込む。2003年、『嶋左近戦記 信貴山妖変』で学習研究社の「ムー伝奇ノベル大賞」優秀賞を受賞。同時受賞者に誉田哲也がいた。以後、新しい研究を取り入れた歴史考証を基本とする史伝を中心に執筆、上梓する。作品に『立花宗茂』『上杉謙信』『真田信之』(いずれも学研M文庫)『仙石秀久』(PHP文庫)『光秀叛逆の血脈』(コスミック時代文庫)などがある。2012年より、より創作色の濃い作品にも活動の幅を広げ、江戸時代を背景とした「剣客定廻り」シリーズ(コスミック時代文庫)、『見習い同心捕物帳 深紅の影』『食いしんぼう同心 謎を食らわば皿まで』(角川文庫)を発表している。

「2022年 『二刀の竜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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