論理的な考え方の基本とコツ: たちまちわかる・すぐに役立つ (「ビジネスの基本とコツ」シリーズ)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054040212

作品紹介・あらすじ

仕事の段取り力がアップ!ロジカルシンキングの実践テクニック35。

感想・レビュー・書評

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  • その名の通り、論理的思考の基本的なコツが記載された本。
    コツは理解できますが・・・やはり実践は難しいと思うのが正直なところ。

    ○ポイント
    ①細部にこだわらず広い視野をもつ
    成果を出すのはプロセス全体、まずは全体を見て考えることが大事

    ②全体から部分へ考える癖をつける。
    初めに全体と部分の関係を明確にした上で、考え、資料を作成することで、わかりやすい論理的な話ができる。

    ③水平思考で「思考の死角」をなくす。
    まずは、広く浅く周囲を探索して視野を広げる。限られた時間と予算をどう配分すれば、より多くの利益が得られるかを全体の視点で考え、重要な部分を垂直思考で絞りこんでいく。

    ④ミッシーで漏れやダブりを防ぐ
    全体を把握する時に、構成要素をMECEでとらえなおす。全体を漏れなく分析できる要素を切り分ける。

    ⑤ミッシーで新しい発送や手段が生まれる。
    ミッシーで構成要素を考えるための簡単なコツは、反対を考えること。
    逆転の発想が可能。
    ミッシーを見つけ出す5つの視点。

    ⅰ.対立概念型
    意味が反対のものを対比して考える。
    ⅱ.数値直線型
    数字で表現できるもの。年齢、収入など。
    ⅲ.順序型
    プロセスや時系列で考える。
    ⅳ.単純分類型
    四季、陸海空軍など構成要素で分類。
    ⅴ.異視点型(フレームワーク)
    異なる視点を組み合わせて全体で整合性を確保する。

    ○自問力
    5回のWHYを繰り返すことで、真の原因にたどり着ける。

  • 要点が1ページずつまとめられており読みやすい。右脳と左脳とか微妙な表現はあるが、比喩として脳内処理した。

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著者プロフィール

株式会社ナレッジクリエイト代表取締役
経営コンサルタント

1982年東京工業大学「経営工学科」大学院修了。富士フイルム株式会社を経て、90年に日本総合研究所に移り、主任研究員として民間企業の経営コンサルティング、講演会、社員研修を多数手がける。2003年より芝浦工業大学大学院教授、08年より同大学院客員教授。現在、株式会社ナレッジクリエイト代表取締役。専門分野は、経営戦略、戦略思考、プロジェクトマネジメント、ロジカルシンキングなど。
主な著書に、『持たないで儲ける会社』 (講談社+α新書)、『1分間ドラッカー』、『1分間コトラー』『1分間ジャック・ウェルチ』(以上、SBクリエイティブ)、『ゼロから始めるプロジェクトマネジメント大全』(大和書房)、『問題解決フレームワーク44』『戦略決定フレームワーク45』(学研パブリッシング)、『ポーター博士の「競争戦略」の授業』(かんき出版)など著書120冊以上。

「2015年 『伸びる会社の社長の条件50』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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