撮らずにはいられない鉄道写真 (学研ビジュアル新書 2)

著者 : 中井精也

• 学研プラス (2010年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[setuさんの感想 · 2022年5月27日]

鉄道とか旅とか聞くだけで、自身の人生を重ねています。
著者の人生をもビジュアルに重ねているような内容にはホッとします。
春夏秋冬、草木と自然をずっと感じていられそう¨¨
鉄道写真業界で、編成写真にある細かいルール。知識が必要ですね。

[tatsumineさんの感想 · 2019年1月31日]

タイトルとは裏腹に、写真を撮るためのテクはほぼ書いていない。
どんな情景を狙ったのか、どういうタイミングを狙えば良いか、そして、中井精也が写真を撮る、ということについてのんびりした筆致で書いたエッセイと写真。
たまにはこういうのも良い

[みかさんの感想 · 2016年4月1日]

楽しい鉄道写真～♪
うっかりするとカメラ片手に次の電車待つよね。

著者のサイト
↓
１日１鉄！
http://railman.cocolog-nifty.com/

つくしの大群の向こうに電車って写真が良い。

[ちゃいろいさんの感想 · 2016年3月13日]

「ゆる鉄」写真家として有名な著者が、自身が撮影した写真を交えて、鉄道写真とは何か、ゆる鉄って何か、などをエッセイ形式で語った一冊。
紹介されている写真は他の著作で見たことがあるものもあったけれど、単純に鉄道写真の撮り方ハウツーだけではなく、被写体への向き合い方についてなども書かれていたのがおもしろかった。
特に女子高生を撮影するためのテクニック（？）がおかしくも涙ぐましくも。
ザ・正統派、みたいな写真家の人たちは「画像はRAWでニュートラルに保存、WBなどで撮影時に加工するのはちょっと・・・」みたいなコメントをされるけど、中井さんの場合は「WBで雰囲気を変えてみよう！」「デジカメの機能を楽しもう！」という「ゆるく」撮影を楽しむ手法を提唱していて、親しみやすい。

[kazuhisachibaさんの感想 · 2013年9月7日]

鉄道写真は鉄道を撮るものではなく，鉄道を通して，思い，歴史，文化，といった目に見えないものを映し出す鏡なのだということを実感させられる．写真全般に当て嵌まる．

[おまいどんさんの感想 · 2013年5月12日]

「ゆる鉄」の中井さんさんの本です。
とてもわかりやすい説明で、鉄道や人、動物、風景に対しての愛情がひしひしと感じられます。

私はいわゆる鉄道写真は撮りたくないなと思っているので、
とっても参考になりました。

このところ、フィルムカメラにかまけていましたが、
鉄道写真はデジタルで、解像度高く流し撮りで
撮りたくなりました。

[liberty1966さんの感想 · 2012年8月5日]

どちらかというとカッチリクッキリであった鉄道写真を、柔らかい作風で女性層を開拓した功績は大。

[taken373さんの感想 · 2011年7月30日]

「ゆる鉄」を広めた写真家によるエッセイ。

著者プロフィール

鉄道写真家/フォートナカイ代表　1967年東京生まれ。鉄道車両だけにとどまらず、駅や人など鉄道にまつわるあらゆるものを被写体として「ゆる鉄」など新しい鉄道写真のジャンルを生み出す。広告や雑誌等の写真撮影のほか、講演やテレビ出演など幅広く活動。2015年講談社出版文化賞写真賞、日本写真家協会新人賞。NHK BSプレミアム「中井精也のてつたび!」日本テレビ「ヒルナンデス」沿線散歩コーナー出演中。甘党。

「2022年 『絶景・ゆる鉄・バリ鉄 みんなの鉄道撮影地ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」