本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784059011187
感想・レビュー・書評
-
前に一度読んだことがあって、ものすごく面白かった。
「これが面白くなかったら腹を切る!」と見得を切るぐらいに面白かった。
なのでもう一度読んでみたけど、面白くないことはないのだけど、前ほどの感動はないなあ。
彫ものを被差別集団にしたのは、彼の出自を隠すためということになっているけど、よく考えてみたらそれは因果関係がないのではないか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
隆慶一郎が「影武者 徳川家康」を書いた時のネタ本…というと言い過ぎだが,作品中でモロに部落差別をとりあげているためか,ずっと絶版で,この文庫本で再刊されたと思ったらやっぱりまたすぐに絶版.というイワク付きの問題作.Amazonのリンク先でも解る通り,古本の文庫本なのに新本時の3倍の値段になっているのも宜なるかな.しかし俺,この作品中で被差別部落と名指しされた静岡市馬淵に住んでたけど気付かなかったなぁ.
ちなみに文庫本カバーは,丸尾 末広が描いた家康の肖像だが,これが素晴らしい.原寸複製が欲しくなる.
全2件中 1 - 2件を表示