来るべき世界(1) (手塚治虫漫画全集)

著者 :
  • 講談社
3.26
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本棚登録 : 101
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061086456

感想・レビュー・書評

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  • 全2巻と言うことで、作者の意向通りとはいかず、あらすじ程度の内容になってしまっているけど、でも何を言わんとしているのかは十分伝わる。地球生物が全滅と言う危機を迎えた時、人間と言う生き物はいかな行動に出るのか。他者をどこまで深く思いいることが出来るのか。根底にはやはり人間賛歌がある。あとがきには、手塚先生の人間味がにじみ出ていて、ここも楽しみの一つ。

  • “「ぼくはイワン・レドノフですよ
    仲よくしてください……おじさんは日本人ですね」
    「そうだ ヒゲオヤジという探偵さ」
    「ヒゲオヤジ探偵ですって!あなたの名前はよく漫画で知っています
    やっぱりスパイか何かでここへ?」
    「ちがう わしも何が何だかサッパリわからないんだ」”[P.85]

    「来るべき世界」

  • これで初期SF三部作揃い踏み。

  • 「ロストワールド」、「メトロポリス」と並ぶ初期SF3部作のひとつ。東西冷戦を背景にスター国とウラン連邦、そして日本が絡み人類の存亡をめぐる大河ドラマ。ノアの箱舟話等も盛り込み重厚な作品です。ヒゲオヤジ、ロック、ケン一はじめオールスター総共演。

    700ページ(一節には1000ページ)もあった原稿を、出版社の「そんな長い漫画は誰も読まない」というクレームにより泣く泣く300ページに縮めた、という有名な逸話があります。

  • 手塚らしくない作品。
    どうして面白くないのか考察してみたくなる。わくわくがない。
    何か違う。

  • (071118)

  • これはおさえておかないと

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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