- Amazon.co.jp ・マンガ (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061087422
感想・レビュー・書評
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悪役ロック現れり!トッペイ&チッペイの奮闘。
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かつての手塚スターシステムの、少年役ロック・ホームは、なまじ知性を持ってしまっているだけに、悲劇的なラストを遂げる役がとても多かった。(ロック冒険記、来るべき世界、etc.)
「バンパイヤ」ではかつての少年ロック・ホームは、間久部緑郎と名前や姿を変え、自らを悪魔の申し子と称して、一切の躊躇もなく、詐欺や誘拐、殺人などの犯罪を繰り返していく。
人としてどこか壊れてる悪人が主人公…という少年漫画が、とにかく衝撃的だった。
(現在だと、デスノートというメジャーなタイトルがあるけれど)
間久部(ロック)は、セクシーで、ほんの少しの弱さがあって壊れてて、とにかく魅力的なキャラクターだ。
手塚治虫本人も本作を気に入っており、続編の執筆を構想していたものの、未完のまま終わってしまったというのが、非常に惜しい。
ちなみに間久部は、ブラックジャックでも、BJ先生の友人役として出演しているので、ファンは思わずニヤリとする。 -
本当は悪いことしたくないんだけど、ロックにうまいこと言いくるめられてしまうトッペイかわいそう。
コウモリに変身する人が「あなたは今幸福ですか?」と聞くところがなんかドキッとする。あんなこと言われるとバンパイアになりたくなっちゃうじゃん。 -
エンターテイメント。
ロック(間久部緑郎)好きにはたまらんシリーズ。
未完結 -
絵がオドロオドロしくないので、似合わない分類だと思いますがCGの発達した現在、実写でリメイクされたらカナリエグイ描写になりそうなんで怪奇SFとしましょう(笑
同じバンパイアでも萩尾望都とはズイブン毛色が違います。
どちらも「アリ」だと思ってます(笑 -
ロック好きには読んで欲しい
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ロックかっこよすぎるだろ…
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ぼくは悪魔の申し子さー♪
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手塚治虫さんが亡くなってしまい、未完の大作となってしまった一作。
それがわからなくて、「アレっ、どうしてこの『バンパイヤ』はこれから先(ロックが引っ張られてしまう場面からあとの巻)が見つからないんだろう…」と、ずっと思っていました。