- Amazon.co.jp ・マンガ (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061087507
感想・レビュー・書評
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妖怪討伐を中心にして、戦国時代の武士と武士以外戦いや親子の関係の物語。いわゆるメッセージ性は強くないが、それぞれの物語のストリーは引き込まれる。終わりが唐突だが何か事情があるのか?
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今でこそ名作のひとつに挙げられることの多い「どろろ」も、連載中は暗く陰惨な内容が読者に受け入れられず打ち切りの憂き目に会っていたそうな。今読み返すと、「ばんもんの章」(ベルリンの壁や板門店に対する風刺)に代表されるように反戦色の強い一面も見て取れます。
ラストのどろろ号泣から別れに至る一連のくだりはかなりの名シーン。ニヒルな百鬼丸の性格や容姿は、そのままブラック・ジャックに受け継がれています。 -
おーい!なんだこの終わり方はっっ!手塚治虫先生自身があどがきで書かれてましたが、最後は適当に閉めた様ですね。。。−−;本当に48体全部の妖怪を順番に殺していって、体を全部取り戻していくっていう作品にして頂きたかった。。。><すんごい残念です!!。初めから4巻て短いよなーって思ってたんですよ。。。手塚先生自身で反省されてるからどうしようもない(笑)。でもSan Diegoで漫画大会があったのもすごい偶然!だって私San Diegoに少し住んでたんですもの。アメリカでも手塚先生は有名なんですね^^。あーとにかくこの終わり方はショックでした><どろろとの関係もこれからどうなるんだろうって思ってたのに。。。==;はぁ。。。これは生殺しされた気分ですね。。。(笑)
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映画で話題になったので原作読んでみました。なかなか深い物語だなと読後もいろいろと考えました。映画はまだ見ていませんが、たぶんアナザーストーリーとして捉えているのだと思います。それにしてもさすがは手塚 治虫氏のストーリーテリングは絶品です。
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こりゃあおもしろいわぁ。百鬼丸かっこい〜!さすが天才!しかし唐突に終わります。なんでかなぁ思ってあとがきを読むと、手塚さんが他の作品に思い入れがいちゃったり、掲載誌の意向で、急遽連載を終わらせることになったそうだ。モッタイナイ!(ていうか、本人もあきちゃった印象を受けました)しかも水木しげる氏の成功を見て、自分なりの妖怪ものを描きたくなって「どろろ」を描いたそうだ。そんなこともバラシちゃう天才は、なんだか人間らしくてかわいらしいなぁ。