- Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061133228
作品紹介・あらすじ
探しものは何ですか。ビッグ・オーに出会いましたか。
『ぼくを探しに』に続く、大人の童話Part2。
おとなを演じるのが上手な人、下手な人……。
誰もが「童心」を道連れに旅をする。
「だって角(かど)が尖ってるよ」とかけらは言う。
「角はとれて丸くなるものさ」とビッグ・オーは言う。
感想・レビュー・書評
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“かけら“”は独りで坐っていた 「誰かがやって来て、どこかへ連れて行てくれないか」と待ちながら...するとある日、様子のちがうヤツが現れた「君はだれ?」と “かけら”は尋ねた「ぼくはビッグ・オ-だ」「ぼくは君の足りない“かけら”かも知れない」「ぼくは“かけら”なんて探していない。君の嵌るところなんてないんだよ。ぼくと一緒に転がるのは無理だ」とビッゴ・オ-は言う「君独りなら転がっていけるかも知れない。やってみたことある?」・・・<シルヴァスタイン>の『ぼくを探しに』の続編は、人生の道連れを探す旅路。 〟
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『ぼくを探しに』続編。
深いことを、シンプル、かつ簡単に、表現してるのが、スゴイ絵本。
で、押しつけがましくないのが、また良いのだよね。
昔から知ってる本だけど、何度も何度も読める。
手元に置いておきたい本。 -
人生を歩くパートナーって、こうやってみつけるといいのかもしれない。そう思った一冊。同じ速度で、同じ景色を見て歩くには、人間として同じように成長しなければならない。互いを同じように慈しみ認め合うことが大切よって、贈り物に添えてます。結婚する友人や大切な人のために選びたい一冊です。
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たまに読み返すと良いかと
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今度はかけらの側からのお話。
置き去りにされた話かと思ったら、これはこれで、違う話。
視点が変われば、世界も変わる。
かけらが大きくなるというのは象徴的。
同じように変化できるとは限らないってこと。
でも、みんながビッグ・オーになってしまうのは、いいことなのかな? -
【図書館本】『ぼくを探しに』を読んだついでに。今度はかけらに焦点を当てて。前巻と変わらずシンプルで深い。前に進む勇気と、進み続けること。果報は寝て待てとは言うけれど、待つばかりじゃ何にもならない。訳者あとがきはせっかくの不思議な世界を壊される気分。文章が合わない。でも違和感あったのはあとがきだけだったのでとりあえず読めた。
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完全にひとつになれる存在などこの世にはなく、
待っているだけでは、
どこにも向かうことができない。
そのことに気がつき、
ふらつきながらでも歩き出すことができたとき、
私は私になり、あなたに出会う喜びを知る。
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高校の頃、友人がくれた。 -
いつまでも大切にしたいシルヴァシュタインの大人のための絵本。作中での気のあったはずのパートナーから「君がこんなに大きくなるとは思わなかったよ。さよなら。」「あーあ…」というくだりがたまらない。こんな経験、いい大人なら誰でも持ち合わせていると思う。
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図書館のおすすめコーナーで。
まず一人で歩けるようにならないと。
そして第一歩を、自分で踏み出さないと。
分かってるのに、段々気にならないのは、ちゃんとしていないからかな。
これは恋愛や結婚だけじゃない、
すべての人間関係においてはちゃんとしなきゃいけないことだ。
しっかり実践しないと。
話は変わって、
読んだとき、以前に聴いたある年配の方のスピーチの内容を思い出した。
結婚についてこう話していました。
結婚は、二つが一つになるわけがない。
二人のままだ。
相手の経験や危機や挑戦に、
代わってあげることが出来ないのもそのまま。
だから、結婚は「ふたり」になることだ。
そして自分を強くしたまえ。相手を支えってやれ。
という。
自分で転がるようになれ。-
「自分で転がるようになれ。 」
シンプルだから、色々と想像しちゃいますね。
丸くなる必要はないと思うけど、転がる必要がある時は転がらなきゃネ...「自分で転がるようになれ。 」
シンプルだから、色々と想像しちゃいますね。
丸くなる必要はないと思うけど、転がる必要がある時は転がらなきゃネ(角が無いほうが効率的だけど、そうじゃなくったって良いんじゃないかな?)2013/07/18
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