イギリス人と日本人 (講談社現代新書 496)

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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061158962

感想・レビュー・書評

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  • 結論がよくわからなかった。知識量を見せつけられて終わったかんじ。

  • イギリスのこと知りたいなーと思って手に取りました。
    英・日比較民族論なのですが、日本に長く暮らすイギリス人からの視点なので、新鮮な思いがしました。
    筆者がシェイクスピアを専攻してる人なので、文学的な視点も多々あって面白かったです。
    でも単純なイギリス人と日本人の違いというような内容ではなくて、同じ人間であるということを海を渡った筆者が身をもって体感したということがエッセイ風に書かれているので、思ってた内容と少し違うかな、という印象も。
    日本人が想像しているような紳士なんかじゃなくて、ユーモア好きなおしゃべりな民族であることや、また、個人主義に伴う自立、自律の精神だったりが、筆者の目線のまま、素直な文章で綴られています。
    なかなか古い本なので、現在の情報としてはどうなのかはわかりませんが、少しはイギリスに触れられたかなと思える一冊でした。
    シェイクスピアを読みたくなりました。

  • Some might say we will find a brighter day!!

    イギリスに憧れてからもう3年がたった。梅棹氏の文明の生態史観を採用しても、日本とイギリスというこの二国は地理的にも歴史的な経緯についても非常に似ている気配を感じていた。だからといって国民性も似ておるなんという短絡的な回答を期待するわけにもいかず、それを知りたく知識を集めて候。この本から得られたプラスな面での手法は単に過去まで下って比較するのではなく、文学を利用するということ。ということでシェイクスピア読みなさいという命令が下されました。

  • とあることからイギリスに興味を持ち、とりあえず手元にあった本で……と思って読み始めました。
    読みながら、目から鱗な内容が多くて驚きました。
    私の中でイギリスというと、「坂の上の雲」でのイメージと、「ヘタリア」でのイメージが混在しています。しかしこの本を読むと、それとはまったく違う一面もあるのだなと気付かされました。
    本の中で一番難解だったのが、イギリス特有のスポーツである「クリケット」の説明でした。文章が悪いわけではないのですが、あまりの難しさに頭の中がこんがらがってしまうほどでした。
    同じ島国(とは言っても、周辺の地形はかなり違いますが)であるためか、似ているところもあって、ちょっと親近感を覚えました。
    本棚を見たら、イギリス関係の本は他にもあるようなので、読んでみようと思いました。

  • 090706

  • イギリス人が書いた本ということで、日本人から見たイギリスとまたちょっと違う見方かもしれないです。</br>
    そしてイギリスの方(現在は日本に住んでいるようですが)から見た日本人についても触れられている。</br>
    日本人とイギリス人の共通点など、興味深くて面白いです。</br>
    発行がだいぶ前なので、現在とは多少違うかもしれませんが、楽しかったです。</br>

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著者プロフィール

1925年ロンドン生まれ。54年オックスフォード大学卒業。上智大学名誉教授。カトリック神父でもある。著書に「変わり者の天国 イギリス』、『犬の生き方』(以上、秀英書房)、『信ずる心のすすめ道院の窓際から』、『明言は力なり、悪魔のセリフ』(以上、講談社)、『心の色さがし』(TBSブリタニカ)、『チャールズ皇太子の孤独』(同朋舎出版)、『お茶の巡礼』(河出書房新社)など多数。2017年逝去。

「2023年 『ネコの哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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