わたしが棄てた女 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061311411

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通りのお話。

    女ってどうしようもないな。
    でも男はもっとどうしようもないな。

  • 『沈黙』などとどうしても比較してしまうのだけれども、どうも共感しきれなかった。
    聖女と俗人という平易でいて、かつ、普遍的な設定はよく分かるのだけれども、どことなくお伽噺のような感じがする。
    お伽噺が悪い訳ではないが、キャラクター・背景設定は現実的なものであるため、余計にリアリティの希薄さが悪い方向に出ていると思われ。

  • 私の理解が足りないのかもしれないけど。
    生暖かい感じがして拒否反応が起きた…。

著者プロフィール

1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50~53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。


「2016年 『『沈黙』をめぐる短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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