遠藤周作のおすすめランキング

プロフィール

1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50~53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。


「2016年 『『沈黙』をめぐる短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

遠藤周作のおすすめランキングのアイテム一覧

遠藤周作のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『沈黙 (新潮文庫)』や『海と毒薬 (新潮文庫)』や『深い河 (講談社文庫 え 1-41)』など遠藤周作の全1224作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

沈黙 (新潮文庫)

14358
4.01
遠藤周作 1981年10月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1.著者;遠藤氏は小説家。12歳の時に伯母の影響でカトリック協会で受洗。日本の風土とキリスト教の対峙をテーマに、神や人種の問題を書き、高い評価を受けた。「... もっと読む

海と毒薬 (新潮文庫)

8864
3.69
遠藤周作 1960年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

終戦の日を前に。あらすじ知っていたが辛そうで避けてた。戦後の東京郊外からやがて戦時中の大学付属病院での生体解剖事件へと様々な立場の視点で語られる。事件その... もっと読む

深い河 (講談社文庫 え 1-41)

5890
3.88
遠藤周作 1996年6月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

遠藤周作文学忌 1923.3.27〜1996.9.29 周作忌 それぞれの人生の それぞれの意義を求めて、インドツアーに5人の日本人が参加する。 妻の... もっと読む

海と毒薬 (角川文庫)

3058
3.68
遠藤周作 2004年6月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

思っていたのとは少し違いましたが人の闇を生々しく描かれています。 悪人が悪だけではなく、どうしようもない事をする人が優しさが全く無いわけではなく。 何故こ... もっと読む

新装版 海と毒薬 (講談社文庫)

2616
3.80
遠藤周作 2011年4月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読後、あぁなんかすごい小説を読んでしまった…と感嘆の声が漏れた。話の構成もとてもよく、深い海に引きずり込まれる感覚で読んだ。 戦争末期、空襲でたくさん人が... もっと読む

イエスの生涯 (新潮文庫)

2088
3.78
遠藤周作 1982年5月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

キリスト教について知りたいと思っていたところ義父母文庫にあったので読みました。 なぜ弟子や信者はキリストが酷い目にあっているのに助けなかったのか、弟子はな... もっと読む

白い人・黄色い人 (新潮文庫)

1993
3.42
遠藤周作 1960年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

とんでもなく読みづらい本。 言いたいことだけ言う感じの、まさに初期作。 「海と毒薬」でも思ったが、戦争が諸悪の根元としか思えず。 日本人の神問題は、「武士... もっと読む

わたしが・棄てた・女 (講談社文庫 え 1-4)

1703
3.71
遠藤周作 1972年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人間性の問題なのか、単に性差によるものなのかはわからないが登場人物は利己心の強い嫌な男だった。世の中こんな男が着々と成功者の道をたどっていくのかと思うと苦... もっと読む

深い河 新装版 (講談社文庫)

1700
4.17
遠藤周作 2021年5月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1.著者;遠藤氏は小説家。12歳の時に伯母の影響でカトリック協会で受洗。日本の風土とキリスト教の対峙をテーマに、神や人種の問題を書き、高い評価を受けた。「... もっと読む

王妃マリーアントワネット(上) (新潮文庫)

1695
3.75
遠藤周作 1985年3月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

わかってはいるけれど…の一冊。 悲劇の王妃マリーアントワネット。 彼女の運命は嫌というほどわかってはいるけれど、やっぱりたまに会いたくなるし、悲劇を再... もっと読む

王妃マリーアントワネット(下) (新潮文庫)

1429
3.80
遠藤周作 1985年3月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

悲劇の時間へ…の一冊。 上巻から息つく間もないぐらいに彼女のあの悲劇の瞬間までが刻一刻と綴られ刻まれていく。 財政破綻からの群衆の苦しみ。 その憎... もっと読む

侍 (新潮文庫)

1286
3.93
遠藤周作 1986年6月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

弱い人でも強い人でも心挫かれたときに、その辛さを分かち合ってくれる理解者としてのキリスト。そして現世利益を重視する日本人にとっては富めるものよりも貧しいも... もっと読む

悲しみの歌 (新潮文庫)

1247
4.05
遠藤周作 1981年6月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「海と毒薬」から20年の時間を経た1977年の 「悲しみの歌」新人医師だった勝呂医師はそれと同様に年齢を重ねている。 戦時中 米兵捕虜の生体解剖事件に関与... もっと読む

女の一生〈1部〉キクの場合 (新潮文庫)

1191
4.07
遠藤周作 1986年3月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 遠藤周作『沈黙』の初版本を半世紀前に読んで以来、遠藤周作のテーマにはずっと寄り添ってきたつもりでいたが、数年前、念願かなって、二泊三日ではあったが、長崎... もっと読む

新装版 わたしが・棄てた・女 (講談社文庫)

1131
3.90
遠藤周作 2012年12月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『沈黙』を昨夏に読んで以来、久しぶりに遠藤周作の作品を手に取った。 彼の小説は、いつも私に疑問を問いかける。 「神は存在するのか?」「真実の愛とは何か?」... もっと読む

沈黙(新潮文庫)

1059
4.21
遠藤周作 電子書籍 1981年10月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 随分前に読んだ本ですけど、遠藤周作の代表作なのですが、私は何度読んでもこの小説より深い河や女の一生の方が心に響きます。 もっと読む

死海のほとり (新潮文庫)

1053
3.79

感想・レビュー

うちは両親が兄弟に周作と名付けるくらい遠藤周作が好きなのだけど、自分は高校生の時の課題で『沈黙』と『海と毒薬』しか読んだことのない程度。 でもなぜか本作... もっと読む

十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。 (新潮文庫)

936
3.53
遠藤周作 2009年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルが気になって、10頁は立ち読み。 10頁読んで、私は、面白いと思ったから購入。11頁以降が面白く感じられないかもしれないっていう不安はあったけど... もっと読む

女の一生〈2部〉サチ子の場合 (新潮文庫)

856
4.06
遠藤周作 1986年3月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

遠藤周作は「あとがき」にこう書いている。 「どんな人間にもその人生には書くに足る劇があるのは当然だが、我々世代の一人一人にはそういう意味で個々の劇のほかに... もっと読む

キリストの誕生 (新潮文庫)

788
3.71
遠藤周作 1982年12月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イエスの生涯に続いて刊行されました。 イエスからキリストという存在へ変わっていく弟子たちの心理などを本当に質の高い内容で描かれています。「僕は大説家では... もっと読む
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