おみそれ社会 (講談社文庫 ほ 1-5)

著者 : 星新一

• 講談社 (1973年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[pupapupaさんの感想 · 2012年3月18日]

星新一の作品群では比較的長い短編を集めたもの。

一発芸的なショートショートに飽きつつあったのでちょうどよかった。
解説も井上ひさし特有の言葉をこねくりまわしたような文章なので面白かった。

[館長さんの感想 · 2010年8月20日]

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/4347555.html)

[すなるさんの感想 · 2010年3月26日]

ｼｮｰﾄｼｮｰﾄ１１篇

おみそれ社会　　女難の季節　　ねずみ小僧六世　　キューピッド　 牧場都市
　
はだかの部屋　　手紙　　回復　　古代の神　　殺意の家

ああ祖国よ

[sweetcakeさんの感想 · 2007年5月23日]

二号は一見本妻風、模範警官がギャング……。ひと皮むくと、なにがでてくるかわからない複雑な現代社会を鋭く描く表題作など全11編。

著者プロフィール

1926 - 1997。ＳＦ作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本ＳＦの草創期から執筆活動を行っており、日本ＳＦ作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」