おばあさんになった女の子は

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 131
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061323391

感想・レビュー・書評

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  • だから左開きの絵本だったのか…

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 表紙の宇野亜喜良さんの絵に一目惚れして
    ドキドキしながら読んだ絵本
    高慢そうな女の子がかわいい

    こうやって前のページに戻ったら
    自分の過去に行けるっていいな
    おばあさんだった女の子は幸せになってほしい

  • 宇野亜喜良のイラストが印象的な絵本だ。
    母親の古い絵本を読んだ少女が、物語の主人公で最後にはおばあさんとなった女の子と言葉を交わし、女の子が過去の悲しい物語をやり直せるようにページを戻る手伝いをする、不思議なおはなし。
    物語の雰囲気のためか、宇野亜喜良のイラストはエロティックさやグロテスクなところが削がれ、かといって完全に健全ではなく危うくて美しい。

  • 宇野亜喜良さんのロマンチックな絵と石井睦美さんの不思議で切ない
    ストーリの絵本です。
    昔にもどりたい。
    女の人は歳を重ねるたびにその思いが強くなっていく生き物です。
    『はるか』の読んだ絵本の中のおばあさんがそうであったように
    若い頃の自分と、輝いていた日々をどうしても忘れられないのです。
    けれども時はもどらない。
    閉じた絵本の中では時はどうなってしまったのでしょうか。
    私がこの本をもう一度開くまでの間にも、確かに時は流れていくはずなのに。

  • ……長いときがたちました。
    女の子は、いまではすっかりおばあさんです。

  • 大人の絵本。ちょっと大きめの図書館で発見。
    宇野 亜喜良の絵がわりと好き。
    ページ数が絵の中にさりげなく書いてあるのがかわいい。

    話はわかりやすい。
    ページが時となっています。

  • 綺麗な絵本。
    情緒あふれるうっとり乙女えほん。

  • よみたい

  • 05.27

  • 「とびこんでいきました」のページがすき。

  • 読んだとたんにお気に入りになった一冊。お話の構造がたくみで、すごく面白いです。お話に合わせて描き分けた宇野亜喜良の絵も素敵。絵本の世界をもっと好きになる。「あきあきしたわ」の一言から始まる絵本とファンタジーの世界(主人公の女の子がお母さんの絵本を読んでいて、そこからお話が広がってゆく)。

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著者プロフィール

作家、翻訳家。子どものための読み物に「すみれちゃん」シリーズ(偕成社)、創作絵本に『100年たったら』(アリス館)、翻訳絵本に『せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子』『おばけのキルト』(小社)など。

「2022年 『色とりどりの ぼくの つめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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