マタンさんの感想
2019年6月22日
古い本なのではありますが 書いている事柄はいつでも通用するので まったく腐ってはいません。 ちなみに著者は文章関連の人ではなく 本来は邪馬台国の時代の学者さんです。 意外。 大切なのはきちんと時代に即した 文章を書けることもそうですが 句読点、漢字に関しても配慮が 必要だということ。 あえてその例を破って魅力のある 文章を書く人もいますが それはそれだけの力がなければ なしえないのです。 (例文の人の文はすごいよ。) 文に含みを持たせるには大事な本でしょう。
1934年、中国東北(旧満洲)生まれ。京都大学文学部卒業。文学博士。産業能率大学教授を経て、現在、古代史研究に専念。『季刊・邪馬台国』編集顧問。情報考古学会会員。 専攻は、日本古代史、言語学、心理学。 勉誠出版より『誤りと偽りの考古学・纒向―これは、第二の旧石器捏造事件だ!』『神功皇后と広開土王の激闘―蘇る大動乱の五世紀』などのシリーズを刊行中。 「2020年 『日本の建国』 で使われていた紹介文から引用しています。」