- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061472778
感想・レビュー・書評
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ダガーがなかなかの悪役っぷりを発揮。カメレオン総理暗殺(未遂)もそうだったが、ちゃんと悪代官。ナルマニマニも憐れ。「新月のたまご探検隊」が結成され、主要登場人物が続々と鏡の森に集結する一方で、唐突な休憩シーンとなるキラップ女史のクリームソーダがすべてを持っていく。「華麗なるクリームソーダの色彩」には女史でなくとも目を奪われる。三郎がすっかり出てこなくなったが準主役のはずでは?最終巻で活躍してくれるのだろうか。読み始めるとあっという間だった月のたまごシリーズも、いよいよ次でおしまい。
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だんだんと輪が集束していく。
しかし今回姿を見せない三郎さん。
ヒーローは遅れて現れる?
しかし、三郎さん以上のヒーローが、山ほどいる気もするのです。 -
「月のたまご探検隊」の隊員は、再会したのもつかのま、三郎は海の小人の世界へ。一方、まゆみはダマーニナにとられた鏡の城の中、アラエッサ、ストンストンは2人をさがして旅の空。大流行の奇病「青ころり」の原因を鏡の城にすむ魔女のしわざだとして、王国乗っとりをたくらむダガーは、「鏡の森を焼きはらえ!」と命令。危機を感じたシルバー王妃はキラップ女子を鏡の森に向かわせるが・・・。それを知ったダガーはマート=ブランカ大尉ごと女史を葬り去ろうと企む。
いよいよ物語も佳境に入ってきて面白い。きっと最後には隊員がみんな再会できるんだろうなと半分分かりつつ、だけどどうか無事で・・・と祈ってしまう。そしてダガーのいかにも、な悪役っぷりが存分に楽しめます。珍しいほどにすっきりした悪役だよね。キラップちゃんがクリームソーダ食べるシーンは何度読んでもなぜかにやにやしちゃう。シルバーとのやり取りといい、この人大好きだなぁ。アラスト組がこんな危機的状況でものどかで楽しかったです。綱引きに参加したりいつものユーモアたっぷりな姿になぜかぎゅっと心を掴まれる。ナレンナーさんのところへ早く顔を見せに行ってあげてね、ストンストン。 -
0608
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いよいよ7まで来ました!色んな人がもの凄く入り乱れていて同時並行で色んなことが起こっているので、あっちへ飛んでこっちへ飛んで・・・。みんな一つのところへ向かっているはずなのに!ということで、後1冊。
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月のたまご隊員達は、再会したのもつかの間、それぞれ旅へ。