新版・クラシックの名曲・名盤 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061493209

感想・レビュー・書評

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  • ある指揮者は結構な比率でディスられているので
    その方が好きな人は手に取っちゃダメ。
    指揮者はオーケストラを導く人だから
    解釈は人それぞれだもんね。

    紹介の文章が面白いんだよね。
    例のテレビで紹介されたあの天才の
    とんでもない曲ももちろん紹介されています。
    (乙女にあれ行ったんだから最悪よん)

    私はある二大作曲家アレルギーになりかけましたが
    今聴いてみるとよいものですね。
    多分異端なんだと思うのですよ。
    曲の感じがね…

  • あまりに独断的で批判があるのは知ってるが、やっぱり素人には大変助かるのよね、こういう本は。聴きたくても何聴いて良いか分からないんだもの。

  • 108

  • クラシックを聴き始めた頃に、どんな曲をどのCDで聴けば良いかを、最初に教えて貰った本。 1997年だったので、この本の新版が出て暫くした頃だった。 読んで、聴いてみなければと思ったCDを買いに行く時の心躍る楽しさは、今も覚えている。 同じ曲の演奏の聴き比べはクラシックの大きな楽しみの一つだが、この本のおかげで最初から知ることができた。 以来気に入った曲は、必ずCDを何枚か買うことにしている。

    この著者の特徴は、良いと思ったら筆舌を尽くして称賛し、ダメと思えばその演奏の存在価値も認めない、くっきりした評価姿勢にある。 しかしあまり認めていない指揮者でも、良い演奏については称賛を惜しまない。 芸術に客観的な評価を与えることは難しいけれど、少なくともこの著者の心を揺さぶるものであったことは十分に伝わる。 それだけで、聴いてみる価値はあると思わせる説得力を持っている。

    今はもう、著者と私の好みはかなり違うことを知っているけれど、何冊も持っているCD解説本の中で一番よく読み返すし、その度に楽しめる。 交響曲、協奏曲、名演奏に的を絞った姉妹編あり。

  • 配置場所:摂枚新書
    請求記号:760.9||U
    資料ID:59601520

  • [ 内容 ]
    あまたある名曲・名盤から何をどう聴くか。
    好評を博した旧版の推薦盤のほか、曲目を大幅に増補、新発売のCDを加えて改訂した決定版。
    豊穣の音楽世界への新しい道案内。

    [ 目次 ]
    聖母マリアの夕べの祈り
    ヴァイオリン協奏曲集―「四季」
    マタイ受難曲
    交響曲第四五番嬰ヘ短調―「告別」
    交響曲第八二番ハ長調―「熊」
    交響曲第二五番ト短調
    交響曲第三八番ニ長調―「プラハ」
    交響曲第三九番変ホ長調
    ディヴェルティメント第一七番ニ長調
    協奏交響曲変ホ長調〔ほか〕

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • クラシックを聴き出すのに、はじめの一歩としてはおすすめ。
    定番もおさえてあるが、個性的な盤も多くクセがあります。好みも偏ってますね。
    そんなにカラヤンを嫌わなくても・・・と思ったり。

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著者プロフィール

1930年東京生まれ。本名は功(いさお)。父は漫談家・牧野周一。4歳のとき、金の鈴子供会に入り、府中四中(現戸山高校)でも合唱部に所属、合唱指揮者を目指し、国立音楽大学声楽科を卒業。当時の学長、有馬大五郎氏に楽理科への転向をつよくすすめられ、NHKからもレギュラー評論家になるよう説得されたが固辞。しかし、ブルーノ・ワルターに出した手紙に返事がきたことから原稿依頼がふえてゆき、やがて評論活動が主となった。著書は40冊を数える。合唱指揮者としてはKTU合唱団、早蕨会、成蹊大学、帝京大学、跡見学園女子大学の常任を務め、客演としては神戸市混声合唱団を24年、日本女声合唱団を18年、アンサンブル・フィオレッティを15年、オーケストラは87年から10年間新星日響、96年から10年間アンサンブルSAKURAを振り、CDは全部で60枚。2015年4月には仙台フィルでベートーヴェン:交響曲第7番、2015年7月には大阪交響楽団で第9を指揮、いずれもCD化された。


「2016年 『宇野功芳の軌跡 DVD付』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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