ベトナムの現在 (講談社現代新書 1334)

著者 : 古田元夫

• 講談社 (1996年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

高度成長を続ける注目国家の実像とは。市場経済化を実現したドイモイ(刷新)の本質を、民族の歴史、共産党体制の変遷から、第一人者が解き明かす。

感想・レビュー・書評

[H.Satoさんの感想 · 2009年6月29日]

ベトナムは未だに社会主義国。それでも格差がある。
ホーチミンは今でも国内外を問わずに人気がある指導者として有名。ホーおじさんと呼ばれて人気がある。確かに気さくな顔をしている。熱気溢れる96年に書かれたベトナム本。

著者プロフィール

古田元夫（ふるた・もとお）1949年生まれ。東京大学名誉教授。日越大学学長。
専門　ベトナム現代史
主要著書　『歴史としてのベトナム戦争』（大月書店、1991年）、『ドイモイの誕生：ベトナムにおける改革路線の形成過程』（青木書店、2009年）、『ベトナムの世界史――中華世界から東南アジア世界へ』（増補新装版）（東京大学出版会、2015年）など。

「2021年 『ベトナム戦争の最激戦地中部高原の友人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」