テレビCMを読み解く (講談社現代新書 1352)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061493520

作品紹介・あらすじ

CMは社会のひとりごと。商品とことばと映像のかろやかな戯れが社会の無意識を表出する。消費会社から情報社会へ、身近なメディア表現の変容を通して、「時代の深層」に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 構造主義的にCM分析した広告論。〈身体〉の変容を一気通貫したテーマとして扱いつつ、表れるテクストとイメージの構造、ポップアートの表現にも触れている。情報の受容におけるディテール次元での「精細度」で問題を扱わなければならないという話。が、同時に「入れ子構造」になっていてストーリーは”クール”に解釈されるのにディテールは”ホット”な断片で、その総体としてクールな全体が構成されるというの、アイドル論にもまんま使えそうだった。

  • 09/14

    ポストモダンぽい専門用語の連発がなつかしい

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著者プロフィール

1949年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授専攻は現代社会論・社会理論著書に『消費社会と権力』(岩波書店)、『ミシェル・フーコー』(講談社現代新書)、『柳田国男と事件の記録』(講談社)、『生きられる社会』(新書館)など

「2000年 『故郷の喪失と再生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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