観念論ってなに? (講談社現代新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061497580

感想・レビュー・書評

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  • 今年、大学で冨田先生の授業を受けるので入門として読みました。

    先生のご著書を読んだのはこれがはじめてだったのですが…とても読みやすい語り口なのに、内容がとても豊かで圧巻でした。どうしてもっと早く先生の授業に顔を出したりお話を聞きに行ったりしなかったのだろうか…と悔やまれるばかりです。
    すこし話がそれてしまいましたが…本の内容としては、バークリの基本的な用語の確認から、ロック→バークリへの影響関係を説明し、そして先生の自論をすこし紹介…というようにほんとに内容は盛りだくさんです。扱っている内容が内容なので、さらさらと読み進められないところはありますが、説明したことの確認や復習が途中で何回もされているのでくじけずに読み終えることができると思います。

  • 終りの見えない議論。

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著者プロフィール

1952年、香川県生まれ。京都大学文学部哲学科卒。京都大学博士(文学)。ハーバード大学客員研究員などを経て、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。著書に、『ロック哲学の隠された論理』(勁草書房)、『クワインと現代アメリカ哲学』(世界思想社)、『観念説の謎解き』(世界思想社)、『観念論の教室』(ちくま新書)、『ローティ』(ちくま選書)、『カント入門講義』(ちくま学芸文庫)、Inquiries into Locke’s Theory of Ideas(Olms)、 The Lost Paradigm of the Theory of Ideas (Olms)、「科学哲学者柏木達彦」シリーズ全5冊(ナカニシヤ出版)、「生島圭」シリーズ全3冊(講談社現代新書)など、訳書に、R.ローティ『連帯と自由の哲学』(岩波書店)がある。

「2019年 『デカルト入門講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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