年中行事覚書 (講談社学術文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061581241

作品紹介・あらすじ

日本人の労働を節づけ生活にリズムを与え、共同体内に連帯感を作り出す季節の行事。本書は、各地に散在するそれらなつかしき年中行事の数々を拾い蒐め、柳田民俗学の叡知で照らした論集である。著者の比類なき学識と直観は、固くむすぼおれた古俗・伝承の糸口を鮮やかに解きほぐし、その成り立ちや隠された意味、また相互の連関を明らかにしていく。芳醇な筆致にのせて読者を日本農民の労働と信仰生活の核心に導きゆく名著である。

感想・レビュー・書評

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  • 【つぶやきブックレビュー】年末年始くらい重んじてもいいかも。

  • 年中行事から、日本人の考え方を読み解く。推理小説的面白さ。

  • 息子用

  • 購入 2007/7/4

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著者プロフィール

柳田 國男:(1875~1962)兵庫県に生まれる。幼少年期より文学的才能に恵まれ、短歌、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省、貴族院勤務を経て、朝日新聞社に入社。勤務の傍ら全国各地を旅行し、民俗学への関心を深める。1909年、日本初の民俗誌『後狩詞記』を発表、以後『遠野物語』から晩年の『海上の道』に至るまで多大な業績を遺す。


「2024年 『柳田國男全集 別巻2 補遺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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