王朝びとの四季 (講談社学術文庫 392)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061583924

感想・レビュー・書評

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  • 平安時代の貴族たちが愛した四季折々の花鳥風月。和歌や文学作品を多数引用して、分かりやすく説かれているので、読むうちに平安文学にちょっと詳しくなれてしまいます。
    その優雅な楽しみの中に、農耕文化が分かち難く結びついていること、命長かれとの切実な願いが込められていることが、心に沁みました。権謀術数渦巻き、疫病も流行する、決してお気楽ではない時代でしたものね。

  • 新書文庫

  • 古今集の中でも、四季に注目していて、昔の人がどのように四季を感じていたかを和歌や年中行事をふまえていたのでわかりやすかった。

  • 民俗学的王朝文化論

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著者プロフィール

西村 亨(にしむら・りょう):1977年鹿児島県生まれ。東京都在住。鹿児島県立鹿児島水産高等学校卒業。2023年、「自分以外全員他人」で第39回太宰治賞受賞。

「2023年 『自分以外全員他人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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