ゴータマ・ブッダ (講談社学術文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061589223

作品紹介・あらすじ

さとりを得ても、なお道を求めて歩みつづけたゴータマ・ブッダ(釈迦)。信仰の対象として神格化され、堂奥深く祀られていたブッダを、著者は永遠の求道者、人間ブッダとして把え、仏教を「道」の体系として究明することを提唱した。「われわれ一人残らず求道者となり、真実の自己たれ」と説くブッダの思想と行動は、価値観の多様化に悩み、既存の思惟方法に戸惑うわれわれの生きる指標となる。

感想・レビュー・書評

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  • 日本人だから何となく仏教知ってる「つもりだっただけ」なんだと反省した。ブッダ本人の人間像に迫る、というよりは仏教って一口に言えないんだぞ、という論文である。

  • 新書文庫

  • ●『池上彰と考える、仏教って何ですか?』参考文献

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著者プロフィール

1922年、北海道に生まれる。1947年、東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。東洋大学助教授、東京大学助教授、東京大学教授。東京大学名誉教授。文学博士。浄土真宗本願寺派宣正寺の住職を勤め、幅広く布教活動を行う。2000年、逝去。著訳書『初期仏教と社会生活』(岩波書店)、『ミリンダ王の問い』(共訳、平凡社)、『浄土三部経』(共訳、岩波文庫)、『親鸞入門』(講談社)、『ゴータマ・ブッダ』(講談社)、『大無量寿経の現代的意義』(本願寺出版社)ほか多数。早島鏡正著作集全15巻(世界聖典刊行協会)

「2019年 『正信偈入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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