宗教人類学 (講談社学術文庫 1161)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061591615

感想・レビュー・書評

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  • 決してこの本には世界で有力な宗教に関しての
    解説はなされていませんのであしからず。
    イスラムとかキリストはまあ、出てこないので。

    宗教というものはまさに不思議なもの。
    やはり人は人以外の何か
    驚異的な存在に身をゆだねる生き物なのでしょうね。

    それが宗教には疎いとか言われている
    日本でさえもなんだかんだで
    宗教がちらつきますからね。
    (人によってはイタコとか、ユタとか
    縁があったりするんじゃないかしら?)

    崇拝の形式もさまざまですね。
    中には王そのものが神格化される場合もあり
    その場合の王の行動の規制は
    とてつもないものだったのですよ。
    (地面に足をつけないのです
    そこが立ち入ることのできない場所にあるから)

    そのほかにも縛りは想像を超えるぐらいのクラスのものがたんと出てきます。

    驚きだったのは天皇も
    それに近い存在だったのですよ。
    今でこそ直視してもかまわない時代になりましたが
    昔は、直視もできなかったんですよ。
    (つい数十年前の総理がその旨の発言をしています)

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著者プロフィール

1930年、宮城県生まれ。駒沢大学教授。宗教人類学。著書に『人間と宗教のあいだ』(南斗書房)『シャーマニズム』(中公新書)『憑霊とシャーマニズム』(東京大学出版会)『シャーマニズムの人類学』(弘文堂)『聖と呪力』(青弓社)『シャーマニズムの世界』(講談社学術文庫)『仏と霊の人類学』(春秋社)他。

「1991年 『憑霊の人間学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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